『ワンピ』タイトルロゴをひっくり返して… “ひとつなぎの大秘宝”のヒントがあった?
大人気マンガ『ONE PIECE』は、エルバフ編突入以降も新情報が次々に飛びだし、日々盛り上がりを見せています。なかでも、本作の核心でもある「ひとつなぎの大秘宝」に関するヒントが「タイトルロゴに隠されているのでは?」と噂されているようです。
「世界がひっくり返る」には別の意味があった?

伏線の多い作品としても知られるマンガ『ONE PIECE(ワンピース)』のタイトルロゴに疑問を感じたことはありませんか?
『ONE PIECE』のタイトルロゴの大きな特徴としては、最初の「O」が海賊旗などでもおなじみのドクロマーク(麦わら帽子を被った)になっており、「I」が主人公「モンキー・D・ルフィ」を彷彿とさせる人物のシルエット、最後の「E」が碇(いかり)の形をしています。
そして、最初の「O」のドクロは縄を加えており、縄をたどれば「E」の碇に結び付けられています。デザインといわれてしまえばそれまでですが、これだけ伏線回収が多い本作において、タイトルロゴにも秘密が隠されている可能性も考えられるのではないでしょうか?
そして、いまファンの間で注目されているのが「このドクロは、『ジョイボーイ』を表している」という考察でした。
仮にそうだった場合、本作で初めて”海賊”と呼ばれたジョイボーイである「O(opening)」から始まり、ルフィを経由して「E(ending)」につながる、大航海時代の始まりから終わりを描く物語を表していると考えられるのです。
さらに「E」の碇は英語で「anchor(アンカー)」と言い換えられ、最後の文字にデザインされているために、リレーなどの最終走者にあたるアンカーにもつながります。
しかし、近年の「エッグヘッド編」にて、過去にジョイボーイと親交のあった鉄の巨人「エメト」が復活し、ルフィらを助けたシーンから、新たな説が浮上しました。そのシーンでエメトが使用したのは、ジョイボーイから預かっていた結び目のある縄だったのです。
エメトが縄の結び目を解いた瞬間、封印されていたジョイボーイのすさまじい覇気が発動しました。この意味深な縄こそが、タイトルロゴの縄を思い出させ、「O」のジョイボーイから伸びる縄は、「E」のエメトにつながっていた可能性も生まれたのです。
そのほかにも、白ひげこと「エドワード・ニューゲート」が口にした「あの宝を誰かが見つけた時……世界はひっくり返るのさ……!!」という不可解なセリフから「ロゴをひっくり返せばなにかヒントが?」との声が相次ぎました。
ロゴを逆さまにして見てみると、ガイコツの下アゴ部分を宝石として「O」の文字全体が「指輪」にも見えてくるのです。さらに、地図上において目的地(宝)にバツ印が描かれることは定番であり、尾田先生は直筆でロゴを書く際『ONE PIECE』の「O」のなかにバツ印を描きます。
こういった背景を踏まえると、「O」自体が「宝」を表しており、「ひとつなぎの大秘宝」は「指輪(もしくは結婚指輪)」である可能性も出てきたのです。本作の謎を紐解くうえで、約800年前に生きた「ジョイボーイ」や「イム様」、「ネフェルタリ・リリィ」らの恋愛模様を考察するファンも少なくありません。
「ひとつなぎの大秘宝」に魅了された海賊たちが、大航海時代を生きていくこの壮大な物語は、実は過去に起きた一部の恋愛ドラマに、全世界が巻き込まれているだけなのかもしれません。もしそうであれば、とんだ“笑い話”ですね。
(マグミクス編集部)