ドロドロな不倫物のマンガ原作ドラマ 「もっときついお仕置きでも」「制裁内容えぐ」
ドロドロの不倫を描いたマンガは、不倫した側が悲惨な結末を迎えることも珍しくありません。主人公の復讐も決して生ぬるいものではなく、そういった作品がドラマ化された際は「ゾッとした」と震え上がった視聴者も続出しているようです。
「因果応報」とはこういうこと!
![松本まりかさんプロフィール写真](https://magmix.jp/wp-content/uploads/2025/02/250210-dorodoro-01-240x300.jpg)
近年、結婚相手に不倫をされた、いわゆる「サレ妻」や「サレ夫」を中心とした、泥沼の人間模様を映画マンガを実写化したドラマの放送が急増しています。
こういった作品には「決して自分の周りでも起きないとは言い切れないリアル感」があり、浮気をしたキャラクターとその相手が悲惨な目にあうほど爽快感が味わえるという声も少なくありません。
2023年、2024年にシーズン2にわたってドラマが放送された『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(原作:三田たたみ/作画:アップクロス)は、夫からDVやモラハラを受けて苦しむ主人公が、謎の手紙に従って夫を社会的に制裁していく物語です。
シーズン1では、DVによって流産してしまった主人公「茜(演:馬場ふみか)」の復讐を描いており、夫「大輔(演:野村周平)」の「誰のおかげでこんな暮らしができてると思ってるんだ?」といったたび重なるDV発言には「クソ夫ぶりがすごい」と、視聴者から驚嘆の声もあがっています。
公の場で醜態をさらされるなど復讐内容はどれも過激なもので、「文字通り社会的に抹殺されててウケる」「嫌な役がここまで上手い野村周平もすごい」とSNSでの実況も白熱を見せていました。
そのほか、幸せだったはずの結婚が隠されていた夫の本性で一気に崩れ去った妻たちの復讐を描いた『極限夫婦』(作:きづきあきら、サトウナンキ)も、2024年にドラマ化されています。
本作はモラハラや浮気をする夫にさまざまな形で復讐を果たす妻を描いており、特に3組目の「北斗夫婦」は、家事と育児を全て妻の「亜紀(演:北乃きい)」に押し付けて浮気をする夫の「達也(演:平岡祐太)」が、視聴者から多大なヘイトを集めていました。
家事と育児を丸投げするどころか、自分の家族も巻き込んで亜紀を苦しめる達也への復讐の物語は「原作以上に夫がクソ過ぎるぶん、復讐パートがスカッとして最高」「もっとキツい復讐をしても良いくらい」と支持されています。
同じく2024年に放送されたドラマ『夫の家庭を壊すまで』(原作:赤石真菜)も、衝撃的なストーリーと過激な復讐が話題を呼んだ作品です。
結婚後、子供も生まれ幸せだったはずの主人公「如月みのり(演:松本まりか)」が、夫の「勇大(演:竹財輝之助)」が15年に渡り不倫をしていたことを知り、復讐に燃えるという物語は、SNSを中心に大きな注目を集めていました。
みのりは証拠を集めるために、勇大の浮気相手「理子(演:野波麻帆)」の息子「渉(演:野村康太)」に接触し、そこから自らの出生の秘密やさらなる裏切り者の存在まで知っていくこととなります。本作では「勇大の写真にフォークを何度も突き刺して笑う」シーンをはじめ、みのりを演じた松本さんが見せた怪演も話題となっていました。
特に勇大の母である「裕美(演:麻生祐未)」に復讐するシーンは、「松本まりかチャレンジ」と題して該当場面を完コピするチャレンジが、TikTokを中心に大ブームを巻き起こしています。「あなたの仕業なの?」と聞く裕美に対し、笑顔で「はい!私がやりました!」と答えたり、淡々と理詰めで追いやっていったりする姿はもはや痛快で、「笑顔かと思ったらバキバキの目なのめちゃくちゃ怖い」「これは真似したくなるくらい気持ちが良いの分かる」と、絶賛の声が相次いでいます。
(田中泉)