マグミクス | manga * anime * game

続編待望の人気アニメ 「2年経ったけどまだ?」「原作ストックが」

人気のアニメ作品は、原作の進行状況や制作の都合など、さまざまな事情により続編の放送が遅れることもあります。なかには、制作発表から2年以上が経過しても最新情報がない作品もあり、ファンの間では続編を心待ちにする声が多くあがっています。

アニメならではの迫力を味わいたい作品も

『メイドインアビス 烈日の黄金郷』 (C)つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会
『メイドインアビス 烈日の黄金郷』 (C)つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会

 数あるアニメのなかには、続編の制作が発表されて以降、長期間音沙汰がない作品もあります。なかには、制作発表から2年以上が経過しているものもあり、楽しみにしているファンからは続編を待ち望む声が絶えません。

●『メイドインアビス』

 謎の大穴「アビス」をめぐり、探窟家を目指す少女「リコ」たちの冒険が描かれるTVアニメ『メイドインアビス』(原作:つくしあきひと)は、2017年にアニメ1期、2020年に劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』、2022年にアニメ2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』と続いてきました。

 かわいらしいキャラクターデザインと裏腹に残酷なシーンが多い本作は、独特な世界観が美麗なアニメーションで再現され、キャラの心理描写も細やかに描き、原作ファンからも高い評価を受けています。

 2023年1月に開催された「TVアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』スペシャルイベント ~探窟家組合 大精算会~」で、続編の制作決定が発表されましたが、続報はありません。現在は原作コミックが13巻まで出ており、2期で10巻までの内容がアニメ化されているという状況で、休載も多く原作のストックがあまりないことが懸念されています。公式X(旧:Twitter)では、「皆さん、長生きしてお待ちください!」という投稿があり、3期の放送はまだまだ先になりそうです。

●『DRIFTERS』

 平野耕太先生のマンガ『DRIFTERS』は、2016年にTVアニメ化されました。本作は、主人公「島津豊久」や「織田信長」など、歴史上の人物が集う異世界で壮絶な戦いが繰り広げられる歴史ファンタジーです。

 シリアスな場面だけでなく、異なる時代や国で生きたキャラ同士の噛み合わない会話など、コミカルなシーンも多く登場し、「キャラひとりひとりが魅力的」「シリアスパートとコメディパートのメリハリが半端ない」と、多面的な魅力が評価されました。

 本作は、2017年2月号の月刊『YOUNG KING OURS』にてアニメ2期の制作進行中が発表されたものの、その後8年以上が経過しています。不定期連載のため、コミックスは現在7巻までしか発売されておらず、発行ペースも年単位です。アニメではOVAを含めて5巻までの内容が放送されているので、まずは原作が進展するのを気長に待つ必要があるでしょう。

●『幼女戦記』

『幼女戦記』(原作:カルロ・ゼン/イラスト:篠月しのぶ)は、戦時中のヨーロッパ風の世界観を舞台に、日本人サラリーマンが転生した幼女の「ターニャ・デグレチャフ」が「帝国」の兵士として敵対国家群と戦う物語です。

 本作は2017年にアニメ化され、可憐な美少女で中身はリアリストというターニャの圧倒的存在感や、戦争中のハードな描写が魅力の本作は、「ターニャのおぞましい笑顔が最高」「細部まで綺麗なグラフィックで戦闘シーンの迫力がすごい」など、アニメならではの演出が評価されました。

 2019年に劇場版も公開された人気作で、2021年6月にABEMAにてオンエアされた特番「『幼女戦記』生還記念座談会~激闘を振り返って~」では、ティザービジュアル、予告映像とともに続編の制作決定が発表されましたが、その後の情報はありません。公式Xには「【TVシリーズ第2期制作進攻中】」と表記されていますが、作品の内容が時事問題と関連しているため、「ウクライナ情勢が落ち着かないと難しいのでは」と心配するファンの声も出ています。

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ?「こんなグッズある?」「人の心ないわ」 コチラが『メイドインアビス』プルシュカと「まさかの姿」になったバージョンのフィギュアです

画像ギャラリー