「月9で?」「シャワー中に…」 今思えば衝撃の平成「マンガ実写化」ドラマ
過激なマンガのドラマ化にあたっては、原作の刺激的シーンがどこまで放送されるかが気になるところです。これまで多くの作品で、キャストの熱演で激しい場面が再現され、たびたび反響を呼んでいます。
ハンドマッサージしてるだけなのに「なぜかドキドキ」

大人向けのマンガが原作のドラマでは、地上波ながら過激なラブシーンが忠実に再現されることも多々あります。過去に放送されたドラマのなかには、生々しく官能的な場面で、視聴者に衝撃を与えた作品もありました。
●『特命係長 只野仁』
2003年にテレビ朝日系で放送されたドラマ『特命係長 只野仁』は、柳沢きみお先生によるマンガを実写化した作品です。大手広告会社「電王堂」の冴えない窓際係長「只野仁(演:高橋克典)」が、実は会長直属の特命係長で、社内のトラブルを秘密裏に解決していく姿を描いています。
只野は空手の腕前と女性を虜にするベッドテクニックを武器に、どんな無理難題にも次々と挑みました。重要な情報を聞き出すため、毎回のように女性と一晩をともにするなかで、セクシー女優との濃厚なシーンや、刺激的な体位の描写も話題になっています。
昼は地味な係長、夜は敏腕トラブルシューターというギャップや、高橋克典さんの鍛え抜かれた肉体美、キレのあるアクションも高く評価され、続編やスペシャルドラマも数多く制作されるなど、長く愛された作品です。
●『失恋ショコラティエ』
2014年にフジテレビの「月9枠」で放送されたドラマ『失恋ショコラティエ』(原作:水城せとな)は、パティシエの「小動爽太(演:松本潤)」と、彼が恋焦がれる高校時代の先輩「吉岡沙絵子(旧姓:高橋/演:石原さとみ)」を中心に、大人の複雑な恋愛模様が描かれています。
本作は爽太の切ない片思いを描きつつ、月9とは思えないほど大胆なお色気シーンもありました。「片思い同盟」として肉体関係をもつ「加藤えれな(演:水原希子)」との激しいキスや入浴シーンなど、爽太が都合のいい関係を享受する様子も描かれています。
きわめつけは爽太がシャワー中の沙絵子に誘惑されて、そのまま始まる濃密なラブシーンで、「床の上で寝てる沙絵子にコートを着たままの爽太が重なる図がドキドキ」「その後に続くベッドシーンの表現が控えめだったのが余計に官能的だった」など、驚きの声が続出しました。
●『ポルノグラファー』
丸木戸マキ先生によるBLコミックが原作のドラマ『ポルノグラファー』は、2018年にフジテレビ系で放送されました。物語は大学生「久住春彦(演:猪塚健太)」が、事故をきっかけに官能小説家「木島理生(演:竹財輝之助)」の口述筆記を引き受けるところから始まります。
久住は官能的なセリフを読み上げるうちに木島との妄想がふくらみ、頭のなかで大胆なラブシーンを繰り広げるようになりました。妄想のなかだけでなく、木島の手をマッサージする場面など、細やかな描写からもエロスがにじみ出ており、「気持ちよさにもだえる木島先生の表情と声がヤバすぎる」「ふたりのやり取りが色っぽくてドキドキする」などの声が出ています。
奇妙な関係性のなかで、次第に変化していく心理描写を丁寧に再現したキャストの演技も評価されて人気を博し、2019年には過去編『ポルノグラファー~インディゴの気分~』が放送、2021年に続編『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』の映画が公開され、シリーズとして親しまれました。
(LUIS FIELD)