『ワンピ』26年ぶりの再登場も! 長らく登場していなかったキャラの「その後」判明
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』では、過去のストーリーに登場したキャラクターが突然再登場し、ファンを驚かせるケースが少なくありません。なかでも「エッグヘッド編」では、20年以上のときを経て再登場したキャラクターもおり、ファンから喜びの声があがっていました。
懐かしの面々が再登場

マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)は、連載開始から約28年経っているため、数十年登場していないキャラクターもたくさんいます。
しかし、最終章突入後は懐かしいキャラクターが突然再登場してファンを驚かせました。特に「エッグヘッド編」では、よく見ないと読み飛ばしてしまいそうなほど細かい場面に、懐かしのキャラが再登場します。
「エッグヘッド編」では、天才科学者「Dr.ベガパンク」が世界規模の配信を行い、今後の物語に大きく影響を及ぼしそうな情報が明かされます。その各国の配信を見ている一般人とともに懐かしのキャラクターが描かれました。
コミックス110巻第1119話では、約26年ぶりにコミックス3巻第22話で登場した「ガイモン」の姿が描かれていました。ガイモンは、誤って宝箱から抜け出せなくなってしまい、その状態のまま暮らし続けている元海賊です。本編ではわずか1話の登場でしたが、インパクトの強いビジュアルから、多くのファンの記憶に残っていることでしょう。
扉絵連載「世界の甲板から」では、ガイモンが「珍獣島」で「樽入り女サーファンクル」と食事をしていました。ふたりの仲の良さは第1119話でも健在のようで、笑いあいながら話しています。なお、珍獣島に映像を配信する「電伝虫」はいないのか、ガイモンたちが世界配信を聞いている様子はありませんでした。
第1115話では、「デービーバックファイト編」で「フォクシー海賊団」の船長として登場した「銀ギツネのフォクシー」が再登場しています。フォクシーは仲間を奪い合う「デービーバックファイト」で「麦わらの一味」に敗れた後、海賊旗を「モンキー・D・ルフィ」が描いた落書きのようなデザインに変えられてしまいました。
再登場したフォクシーは、つぎはぎだらけの帆をかかげた小舟に、仲間である「ポルチェ」と「ハンバーグ」を乗せ、世界配信を聞いていました。ここでポルチェは「お腹すいたわ」と言っており、彼らが寂しくひもじい生活を送っていることが想像できます。
同じく第1115話には、かつて「シャボンディ諸島」でニセの麦わらの一味として活動していた海賊「デマロ・ブラック」とその仲間たちが描かれました。彼らは海軍大将「黄猿」の部下である「戦桃丸」に倒され、現在は「海軍G-4支部」の監獄に投獄されているようです。監獄ではなぜか「最悪の世代」のひとりである「ユースタス・キッド」に扮しており、まったく懲りていない様子でした。
そのほか第1117話では、かねてより多くのファンから再登場が期待されていた「クリーク海賊団」提督の「首領(ドン)・クリーク」と「鬼人のギン」らしき人物の姿が描かれ、多くのファンを喜ばせました。
『ONE PIECE』はコミックスが111巻以上続く長編マンガのため、途中で読むのをやめてしまった人も少なくないでしょう。しかし、ガイモンのように20年以上経ってから再登場するキャラクターもいます。この機会に、改めて読み直してみてはいかがでしょうか?
(LUIS FIELD)