映画『雪風 YUKIKAZE』特報解禁 奇跡の幸運艦どう描く? 竹野内豊さん主演今夏公開
戦時中から強運のフネとして知られた駆逐艦「雪風」の史実を題材とした映画『雪風 YUKIKAZE』が今夏、公開予定です。その特報映像が解禁となりました。
ほぼ無傷で終戦を迎えた奇跡のフネの知られざる史実!

この夏公開予定である映画『雪風 YUKIKAZE』の、特報映像が公開されました。
本作は、「幸運艦」「不沈艦」として知られる旧日本海軍の駆逐艦「雪風」の史実を背景に、太平洋戦争の渦中から戦後、そして現代へとつながる激動の時代を生き抜いた人々の姿を描くといいます。主演は「雪風」艦長「寺澤一利」役の竹野内豊さんです。
2025年4月21日、その特報映像が公開されました。シンガーソングライターのUruさんが描き下ろした主題歌「手紙」にのせ、竹野内さんはじめ豪華なキャストの熱演が垣間見られます。また、洋上を航行する「雪風」はじめ、戦艦「大和」の姿なども確認できました。
主題歌を担当したUruさんは「この『雪風 YUKIKAZE』という作品を通して、今日私たちが日常生活を送れていることは決して当たり前ではないということや、自分がここに生きていられるのは、先人たちが繋いできてくれた命や生活があるからなのだと再認識しました。『手紙』は、この作品を契機に、遠い昔を生き現代の私たちに時代を繋いでくださった方々への感謝や、自分の家族や経験に想いを重ねながら作った楽曲です。何気ない日々をより大切に大切に生きようと思わせてくれたこの作品に、寄り添うことのできる曲になってくれたら嬉しいです」としています。
また、主演の竹野内さんは主題歌「手紙」について、「(歌詞に)綴られた『つなぐ』という言葉が胸に響きます。先祖代々長い歴史の中で、大切に受け継がれた命。命は奪うものではなく、つなぐもの。そのような真心あるメッセージが、Uruさんの優しい歌声と共に、多くの人々の心に届きますよう願っております」と述べています。
史実に照らすと駆逐艦「雪風」には、戦中、戦後にかけ実に多くの逸話が残されています。本作『雪風 YUKIKAZE』のストーリー全貌はまだ公開されていませんが、特報の序盤にある、竹野内さん演じる「雪風」艦長の「今、我々の役目は、ひとりでも多くの命を救うことです。『雪風』はずっとそうしてきました」というセリフに象徴されるような「雪風」の姿が描かれるものと見られます。
映画『雪風 YUKIKAZE』は2025年8月15日(金)、全国公開予定です。
●映画『雪風 YUKIKAZE』
キャスト:竹野内豊、玉木宏、奥平大兼、當真あみ、藤本隆宏、三浦誠己、山内圭哉、川口貴弘、中林大樹、田中美央、田中麗奈、益岡徹、石丸幹二、中井貴一
脚本:長谷川康夫
撮影監督:柴主高秀
VFX監督:オダイッセイ
音楽:岩代太郎
監督:山田敏久
協力:防衛省 海上自衛隊
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/バンダイナムコフィルムワークス
(マグミクス編集部)