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『デスノート』“テレビポテチ”にツッコミ殺到? 「無理ある」の一方「シリアスな笑い」意見も

マグミクスが配信した「ツッコミ殺到した『デスノート』ポテチのシーン 通しで見ると『それほど違和感なし』の理由とは?」と題した記事に反響が集まりました。

ポテチシーンに違和感あり?なし?

袋のなかのポテトチップスのイメージ(画像:写真AC)
袋のなかのポテトチップスのイメージ(画像:写真AC)

 マグミクスが配信した「ツッコミ殺到した『デスノート』ポテチのシーン 通しで見ると『それほど違和感なし』の理由とは?」と題した記事が反響を集めました。ポテチの袋に小型テレビを仕込む「夜神月(やがみ らいと)」の奇策に対する、ファンの多様な反応が見られました。

 元記事では『DEATH NOTE』の「テレビポテチ」シーンを取り上げました。いまでもネット上でツッコミの声があがる一方で、連載時にはそこまで違和感を感じなかった理由として、それまでの奇想天外な設定や展開に読者がすでに慣れていた可能性があることを指摘しました。さらに小畑健先生の圧倒的な画力が、逆にこのシーンの「おかしみ」を増幅しているという考察も行いました。

 読者からさまざまなコメントが寄せられ、あるファンは「天才高校生の割にずいぶん穴の多い手法」と感じながらも「まぁマンガだから」と当時は受け入れていたことを明かしました。また別の読者は「リアタイ時はむしろいつバレるのかと緊迫感が高くて違和感は覚えなかった」と当時の熱中ぶりを回想しました。

 さらにポテチシーン以上に違和感を覚えた展開として、ミーム化もしている「ジェバンニが一晩でやってくれました」をあげる読者も。これは、デスノートの偽物をジェバンニという人物が一晩という短時間で完璧に作り上げたという展開を指すものです。多くの読者が「一晩でこれほど精巧な偽物を作るのは不可能だろう」と感じ、作中でも最もツッコミどころの多いシーンのひとつとして印象に残っているようです。

 またある読者は、大場つぐみ先生&小畑健先生コンビの別作品『バクマン。』で紹介された「シリアスな笑い」という技法に言及。これはストーリーやキャラクターがシリアスであるにもかかわらず、思わず笑えてしまうような場面を指し、緊張感と笑いを両立させる表現方法です。ポテチシーンもまさにこの手法の一例だとして、真剣な頭脳戦のなかに突拍子もない行動を挿入することで、物語に奥行きを与えていると解釈する読者もいました。

(マグミクス編集部)

【やってみた】これが『デスノート』ポテチシーンの再現です(画像6枚)

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