【漫画】「不用品ないですか?」訪問買い取りを断ったら…思わぬ手口に母の対応が強すぎる
ある日、九目さんの母の自宅に訪問買い取りの営業の男性が来ました。「いらないものってないですか?」と聞かれた母が「ないわね」と断ると、男性は態度が豹変し……。ヒヤリとするエピソードが「怖すぎる」「お母さんの対応がすごい」とX(旧:Twitter)で注目を集めました。
「押し買い」営業の怖すぎる手口とは?

ある日、玄関の外から「すみませーん」という声がして、近所の人かと思った母が戸を開けると、そこには訪問買い取りの営業の若い男性がいました。「いらないものってないですか?」と笑顔で聞かれ、母が「ないわね」と断ると、男性は思わぬ発言をして態度が豹変し……。
X(旧:Twitter)で公開された、九目さん(@kume122)の母が遭遇した出来事を描いたマンガ『母から聞いたぞっとする話』をご紹介します。訪問営業にまつわるヒヤリとするエピソードですが、最終的には母の対応によって事なきを得たのでした。読者からは「怖すぎる」「やり口が汚い」「知らない人は家に入れないに限る」「お母さんすごいです」「お母さん、心が強い人で良かった」などの声があがり、投稿には4400件を超える「いいね」が集まりました。
作者の九目さんは漫画家として活動しており、SNSでマンガを投稿しているほか、「GANMA!」にて『令嬢フィーナのおかしな結婚』を連載していました。今回のマンガを描いたきっかけは、「予測していなかった言動をとられると、とっさに対応できるか分かりませんし、同じような方も多いのでは? と思ったから」とのことで、母の対応については「純粋に人生の経験値の高さを感じた」と語っていました。
作者の九目さんに、お話を聞きました。
ーー今回のマンガを投稿なさった当時~現在で、反響があったことで読者や周囲からはどんな声がありましたか?
「自分も同じような押し買いに遭った」という言葉が多かったです。ほかには「入社前は普通の会社だと思ったのに、就職したらこういった押し買いのような仕事をさせられそうになってあわてて退職した」という体験談もありました。
ーー作者として、反響後の変化などはありましたか?
効果があると良いのですが、防犯ステッカーを玄関先に貼ることにしました。

ーーその後、お母様は同様の危険な目には遭われていないでしょうか?
その後、外国の人たちが庭で作業していた母のところに来て、古い自転車や家電などはないかと言うので引き取ってもらったことがあったそうです。その話を聞いたとき、正直私はドキッとしてしまったんですが、それは悪意のない金属回収の人たちだったようで……。
私自身、そういった廃品回収の方に声をかけられることはありますし、言葉を交わせば相手に他意がないかは分かるので、今のところ大丈夫なんですが、何があるか分からないので身構えておく必要はありそうですね。
ーー現在はどのようなマンガを描いていますか?
先日、「GANMA!」で連載していた『令嬢フィーナのおかしな結婚』がちょうど完結しました。もしよければ読んでいただけるとうれしいです。
●「GANMA!」にて連載されていた『令嬢フィーナのおかしな結婚』を見る
(マグミクス編集部)