忘れられない「平成の大河ドラマ」は? 20代も「知っている」不朽の名作【アンケート実施】
大河ドラマは、幅広い層が視聴するコンテンツのひとつです。平成30年間に放送された大河ドラマ32作品のなかで最も記憶に残っている作品はどんな作品ですか? この記事では読者からの意見を募集しています。
日本中が熱狂した大河ドラマの数々

平成といえば、TVのバラエティ番組やドラマが豊富な時期で、学校や会社の会話のネタになっていたことでしょう。そのなかで、今もなお多くの人が見ているのが「大河ドラマ」です。
では、平成に放送された大河ドラマ32作品のなかで、最も視聴者の記憶に残っているのはどの作品なのでしょうか? この記事では「最も記憶に残っている平成の大河ドラマは?」というアンケートを実施します。まずは、参考として、20代でも一度は耳にしたことがある、平成屈指の大河ドラマ3作品あげていきます。
●第29作『太平記』
1991年に放送された『太平記』は、鎌倉幕府を滅亡させ、建武政権に背いて室町幕府初代征夷大将軍となった「足利尊氏」の生涯を中心に描かれた作品です。
物語の中心となる尊氏は、現在は日本国内にとどまらずハリウッドでの活躍もめざましい真田広之さんが演じ、尊氏の正室である赤橋登子を沢口靖子さんが演じました。それ以外にも猿の石役に柳葉敏郎さん、楠木正成役に武田鉄矢さん、のちの大河ドラマ『徳川慶喜』で主演を務めた本木雅弘さんが千種忠顕役を務めています。
最近でいうと「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の『逃げ上手の若君』(作:松井優征)と比較する人も多く、イメージの異なる尊氏が新鮮です。
●第47作『篤姫』
2008年に放送された『篤姫』は、出家して天璋院になったり、江戸城無血開城に大きな役割を果たしたりした、江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室である「篤姫」の波乱万丈な生涯を描いた作品です。
篤姫を演じたのは、連続テレビ小説『純情きらり』でヒロインを務めた宮﨑あおいさんです。朝ドラと大河ドラマ、両方のヒロインを演じた人は珍しく、宮﨑あおいさん以外には松嶋菜々子さん、井上真央さん、吉高由里子さんだけです。
なお家定役を堺雅人さん、坂本龍馬役を玉木宏さん、その妻であるお龍役を市川実日子さんが演じていました。
●第49作『龍馬伝』
2010年に放送された『龍馬伝』は、薩長同盟に尽力し、明治維新を大きく進める原動力となった「坂本龍馬」の人生33年間を、三菱財閥の礎を築いた岩崎弥太郎の視線から描いた作品です。
龍馬が主人公の大河ドラマとしては2作目となる本作で、龍馬を演じたのは福山雅治さんでした。ほかにも新選組局長の近藤勇(いさみ)役を演じた原田泰造さんや岡田以蔵役を演じた佐藤健さんなど、今もメインキャストを張る豪華キャストがそろい踏みです。
ちなみに、『龍馬伝』で共演した土佐の餅菓子屋の息子である近藤長次郎役を務めた大泉洋さんとは13年後、2023年にドラマ『ラストマン』で久々の共演を果たし、話題になりました。
●全32作品のなかでいくつ覚えている?
なお現在は、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築きあげた蔦屋重三郎(演:横浜流星)を主軸にした物語『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』が好評放送中です。
あなたが一番、記憶に残っている平成の大河ドラマはどの作品でしたか? ぜひ投票であなたの意見を聞かせて下さい。
※本アンケート企画は、アニメ・マンガ・ゲームファンにおける意識調査の一環として実施します。特定の作品に対して、優劣や良し悪しを判断する意図はございません。読者の皆さんにとっての新たな作品の出会いの一助になりますと幸いです。
(マグミクス編集部)