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“おっさんが主人公”の昭和ロボットアニメ『アクロバンチ』 全滅エンドに「衝撃的すぎる」

1982年放送『魔境伝説アクロバンチ』の衝撃的な転生エンドを紹介したマグミクスの記事に、多くの反響が寄せられました。読者からは「今までの話はなんだったん?」という困惑の声とともに、「『イデオン』みたい」と同時代作品との比較や、昭和ロボアニメの全滅エンドブームを時代背景と関連付ける考察も展開されました。

当時は全滅エンド多かった?

いのまたむつみさんがキャラクターデザイン『魔境伝説アクロバンチ』 画像は「魔境伝説アクロバンチ コレクターズDVD 【想い出のアニメライブラリー 第115集】」(TCエンタテインメント)
いのまたむつみさんがキャラクターデザイン『魔境伝説アクロバンチ』 画像は「魔境伝説アクロバンチ コレクターズDVD 【想い出のアニメライブラリー 第115集】」(TCエンタテインメント)

 マグミクスが配信した「『え、みんな死んじゃった…』昭和ロボットアニメの衝撃最終回に『まさかの転生エンド?』」という記事に、多くの反響が寄せられています。1982年放送の『魔境伝説アクロバンチ』の突然の地球滅亡・転生エンドについて、読者たちからさまざまな視点での考察が展開されました。

 元となる記事では、冒険ロボットアニメとして始まった『魔境伝説アクロバンチ』が、「地球滅亡からの転生」という衝撃的な結末を迎えたことを紹介しました。マチュア考古学者のタツヤ蘭堂と5人の子供たちが世界各地の遺跡を巡るという冒険設定でありながら、次第に「クワスチカ」をめぐる戦いが激化し、最終的にすべてをリセットするため地球そのものが滅亡。主人公たちが他の星に転生させられるという「転生エンド」で物語が完結したという、当時の視聴者を困惑させた展開を解説しました。

 読者からは作品の結末に対する驚きの声が届き、「今までの話はなんだったん?」と熱心に話を追い続けた視聴者ほど受けた衝撃の大きさがうかがえます。

 一方で「印象に残るのもバッドエンドの方だったりする」という複雑な心境を示すコメントもありました。「全滅エンドよりはハッピーエンドの方が好き」としながらも、強烈な印象を残すエンディングの効果を認める声からは、衝撃的な結末がもたらす記憶への定着力の高さが読み取れます。

 そのほか注目されたのは、同時代の他作品との比較分析です。「クワスチカ=イデだと思えば『アクロバンチ』のストーリー展開は(伝説巨神)『イデオン』に似ている」という指摘もあり、ファンの間では作品の系譜が明確に認識されていることが分かります。

 さらに「この頃は『イデオン』、『アクロバンチ』、『(宇宙戦士)バルディオス』、『(銀河烈風)バクシンガー』と全滅エンドが多かった」という時代背景への言及もありました。「フィクションのブームは時代の雰囲気と反比例する」「世間の雰囲気がどこか浮かれ気味だった時代の反動だったのかもしれない」という社会情勢との関連性を指摘する意見もありました。

(マグミクス編集部)

【画像】え…っ! 「衣服を剥ぎ取られ…」「服がビリビリ」 こちらが過激なサービスシーンが描かれた『魔境伝説アクロバンチ』ヒロインです

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