【漫画】愛猫が日常に「飽きた」 気分転換のために飼い主が「全力すぎる」対策を取り?【作者インタビュー】
「な~ん」と鳴きながら何かを主張する愛猫。日々にマンネリを感じている様子だと気付いた飼い主の女性は、段ボールでトンネルを作ってみることにしました。愛猫を楽しませるために、全力で挑む女性でしたが……。Instagramで公開されたマンガが、「楽しそう!」「愛にあふれていますね」と話題の作者、「み・ちこ」さんにお話を聞きました。
マンネリ脱却に苦戦?

愛猫のために全力で工作したエピソードを描いたマンガ「飽きた猫を楽しませる方法」が、Instagramで7100以上のいいねを集めて話題となっています。
「な~ん」と鳴きながら何かを主張する、愛猫の「ねこたろう」。飼い主の女性が察するに、見慣れたおもちゃやいつもと変わらない環境に飽きてしまったようでした。「ねこたろうには充実した毎日を送ってほしい」と思う女性は、段ボールを使ってトンネルを作ってみることにしたのですが……。読者からは、「マネしてみます!」「愛にあふれていますね」「追いかけているときの顔、最高(笑)」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、会社員兼漫画家の「み・ちこ」さんです。2025年2月には書籍『宇宙人、猫と住む』(KADOKAWA)を発売しています。み・ちこさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーみ・ちこさんの一連の行動は、やはりねこたろうくんの生活を充実させてあげたい、という思いからでしょうか?
はい。ねこたろうも私たちと同じ時間を生きているので、ワクワクしたり、楽しいと感じたりなど、張り合いのある毎日を過ごしてもらいたいと思っています。
ーー段ボールトンネルの制作にはどのくらいの時間がかかりましたか?
30分くらいです。厚めの段ボールだったので大変でした。
ーー段ボールトンネルで楽しそうに遊ぶねこたろうくんを見たとき、どう思いましたか?
想定した使い方ではなかったですが、「もっとやろう」と誘われてうれしくなりました。ねこたろうが楽しそうにしていると私も楽しくなるので、一緒に遊ぶのは好きな時間です。
ーーこのようなDIYをよくしているのですか?
段ボールトンネルのほかには、大きな紙袋でのぞき穴などもよく作ります。また、DIYではないですが、ねこたろうは探検が好きみたいなので、部屋の一部の模様替えをして椅子で物見塔を作ったり、布団を使った洞窟を作ったりなどもします。人間の都合ではなくて、ねこたろう目線で楽しめるものを検討していきたいなと思っています。
ーー作品について、どのようなコメントが寄せられていますか?
マンネリ化について、「分かる」という声をたくさんいただきました。工夫したことをほめていただけるコメントもあって、うれしかったです。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
遊び終わったあと、冷静な頭で雑然とした部屋を見渡したときに、「これはマンガにしよう」と思い付きました。
(マグミクス編集部)













