『鬼滅の刃』Xmasケーキ予約1位にファン騒然 冨岡義勇を抑えた“最低キャラ”に「マジか」
『鬼滅の刃』のクリスマスケーキ予約ランキングで、意外なキャラクターが1位を獲得。人気キャラの冨岡義勇を抑えてのトップに、SNSでは驚きと共感の声が続出しています。その正体とは? ファンが語る支持の理由に迫ります。
人気キャラ抑えた1位に「マジか」の声

『鬼滅の刃』クリスマスケーキの予約状況が話題となっています。意外なキャラが1位を獲得し、SNSでは驚きの声が続出。その人気の秘密とは――。
キャラクタースイーツの販売を行う「プリロール」公式サイトの商品ランキングを見ると、記事執筆時点では、
3位:「【限定キラキラ缶バッジ付き】Xmasプリケーキ2025(ネコのプレゼント)【特典缶バッジ付き】[にゃんこ大戦争]」(税込み5670円)
2位:「Xmasプリケーキ2025(冨岡義勇)【特典缶バッジ付き】[鬼滅の刃]」(税込み5670円)
1位:「Xmasプリケーキ2025(獪岳)【特典缶バッジ付き】[鬼滅の刃]」(税込み5670円)
という順位となっており、人気キャラである義勇を抑えての「獪岳」が1位であることに、「マジか」「世の中どうなるかわからない」という声が上がっています。
この獪岳は、上弦の陸の鬼です。幼少期に悲鳴嶼行冥の寺で育ちましたが、自分の命惜しさに寺の子供たちを鬼に売り渡し、8人中7人を死なせる原因を作りました。その後、雷の呼吸の師匠・桑島慈悟郎の弟子となり善逸と共同後継者になるも、任務中に上弦の壱に遭遇すると土下座して鬼に。この裏切りで恩師の桑島は切腹し、無限城では善逸と対峙して最後まで師を侮辱し続けました。
そんな獪岳のランキング1位を獲得したことに対し、ファンからは「獪岳は救いようのないクズだけど、一番人間臭くて親しみやすい」「利己的だけど正直、いちばん共感できちゃうキャラ」「獪岳のやったことは最悪だけど、自分が同じ状況になったら助かるために同じことをしないとは言い切れない」「鬼滅には鬼の首を切るためなら自分の命もすてられる覚悟の狂ったキャラが多いなか、獪岳だけは自分最優先の現代に近い思想だから」など、人間臭臭く、共感できるところに魅力がある、という分析の声が目立ちます。
そのほか「雷の呼吸同士の戦いはマジでかっこよかった」「声優・細谷佳正さんの声が良い」といった理由で獪岳を支持するファンも見られました。特に映画『無限城編』で描かれた善逸との戦闘シーンは、視覚的な迫力と感情的な深みで多くの観客に強い印象を残したようです。
映画公開前は『鬼滅』キャラのなかでも知名度が低く、評価も芳しくなかった獪岳。しかし全国のスクリーンで「生きてさえいればいつか勝てる、勝ってみせる」という信念を見せつけ、その生き様が観客の心に響いたためなのか、見事クリスマスケーキの注文数1位という意外な快挙を成し遂げました。
なお、プリロール販売の当該商品は5670円(税込)で特典缶バッジ付き。5号サイズのプリントケーキで、ホイップかチョコクリームを選べます。冷凍便で全国配送され、11月、12月のお届け指定分は受付数量に限りがあるため、早めの予約がおすすめです。全16種のキャラから選べるクリスマス限定デザインとなっています。
(マグミクス編集部)






