「発想が天才」しらすの“卒業アルバム”に19万人絶賛 とんでもない集合写真に「爆笑」
細部までこだわり抜かれた「しらす」の卒業アルバムが話題を集めました。改めてこの作品の魅力を振り返ります。
集合写真はまさかの丼!?

卒業アルバムといえば、各学年の行事や部活動など学生時代の思い出がつまっています。自分のクラスの写真を見て「当時はこんなことがあったなぁ」と思い出にふけっている人もいるかもしれません。
そんななか、一風変わった卒業アルバムを投稿し、SNS上で注目を集めた作品がありました。なんと「しらす」を主役にした卒業アルバムです。そのクオリティの高さと独創的なアイデアに、多くの人が驚きの声をあげています。
この作品は、当時、X(旧:Twitter)でバズっていた「しめじの卒業アルバム」に対して、がっこうのいぬさん(@_GkCk)が投稿したものです。
この「しらすの卒業アルバム」の投稿は瞬く間に拡散され、19万件を超える「いいね」と1.8万件を超えるリポストを獲得し、多くのユーザーから「発想が天才」「集合写真がしらす丼はセンスありすぎ」といった称賛のコメントが寄せられています。
アルバムに登場する3年2組のしらす生徒たちは、それぞれが個性的な姿で写真に収められています。ピンと姿勢の良いしらすや、目がなくなってしまったしらすなど、1匹1匹に特徴があり見ていて飽きません。
さらに興味深いのは、エビやカニ、フグらしき「転校生」も一緒に写っていることでしょう。多様性に富んだクラス構成になっているのも魅力のひとつです。
ほかにもしらすたちの名前も見どころのひとつです。「佐藤涼太」「佐々木翼」など、実際にありそうな名前が付けられており、シュールな見た目との対比が秀逸だと評判を呼んでいます。
がっこうのいぬさんによると、命名にはネット上の人名ジェネレーターを活用し、各しらすの見た目に合わせて漢字を選んだり、川や海の名前を取り入れたりしたとのこと。細部までこだわりが感じられる作品です。
●しらす丼の集合写真が秀逸
特に多くの人を笑顔にしているのが、クラスの集合写真としてしらす丼が採用されている点です。しらすたちが丼の上に集まる様子は、「センスありすぎ」と称賛の声があがっています。
さらに、同じ学年の3年1組にはサクラエビ、3年3組にはにぼしというキャスティングも。隣のクラスにも個性的な生徒たちがいることがうかがえます。
この「しらすの卒業アルバム」は、一見シンプルなしらすという食材でありながら、そこに学校生活や人間関係を重ねることで生まれる豊かな物語性が、多くの人の共感を呼んでいるようです。
既成概念にとらわれない独創的な発想と、キャラクター設定やネーミング、クラス構成にまで及ぶ細やかなユーモアとこだわりが融合した結果、多くの人びとの心を掴む傑作となりました。まさに、作者のユニークな視点と創造性が光る、SNS時代を象徴する作品だと言えるでしょう。
(マグミクス編集部)





