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【漫画】鬱と診断されて意外にも「ホッとした」 本音を描いた4コマに多くの共感の声

ご自身の体験をもとに、『鬱の日の漫画』シリーズなどを発表しているなおにゃんさん。心療内科で診断を受けた当時の気持ちは、意外にも「ホッとした」というものでした。リアルな本音を描いた4コマ作品が、多くの読者から共感されています。

絶望することなく「安心した」というリアルな気持ち

作者が初めて心療内科を訪れた当時の様子(なおにゃんさん提供)
作者が初めて心療内科を訪れた当時の様子(なおにゃんさん提供)

 なおにゃんさん(@naonyan_naonyan)は、2011年に鬱と適応障害の診断を受けました。初めて心療内科を訪れた当時の率直な感想が、Twitterで『鬱と診断された時の気持ち』と題した4コマ作品として公開されています。

このマンガは、なおにゃんさんのご自身の体験に基づく『鬱の日の漫画』シリーズの1編。読者からは「まさにこれ」「深く共感です」「私のときと、とても似ている」など多数の共感のコメントが寄せられています。

 作者のなおにゃんさんに、お話を聞きました。

ーーなおにゃんさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 マンガを描き始めたきっかけは、単純に描いてみたかったからです。あと、今までは1コママンガを描いていたのですが、4コマの方がストーリー性を持たせられるし、言いたいことも多く言えるのが面白いなと思って、今チャレンジしているところです。

ーー『鬱と診断された時の気持ち』をはじめ、Twitterで『鬱の日の漫画』シリーズを公開しようと考えたのは、どのような思いからでしょうか?

『鬱の日の漫画』シリーズは、これも単純にマンガを描いてて楽しいという気持ちからですが、自分の経験を描くことで自分の気持ちを整理したかったからかもしれません。

 あと、『鬱と診断された時の気持ち』に関しては、よく「鬱と診断された時はショックだった」という意見を当たり前のように目にするのですが、「果たして本当にそうなのかな……自分の場合は、案外ホッとしたけどな」とふと思ったから正直に描きました。

ーー診断を受けた後には「意外にもホッとした」とのことでしたが、初めて心療内科へ行って診断を受けること自体への不安や躊躇はありましたか?

 初めて心療内科に行った時は、正直緊張しました。鬱に関する知識もなかったので、病院は怖いイメージがありました。でも、ほとんど普通の内科と一緒で安心しました。

ーー作品に対する読者からの反応で、特に印象に残った声があれば教えて下さい。

「自分もそうでした」とか「めちゃくちゃ分かります」など、共感していただけるコメントが多いと思いますが、DMでひと言「ツイートにすごく救われました」と送ってきてくださった方がいて、自分もうれしい気持ちになりました。

『心の不安がスッと消える うつ吸いイラスト帳』(永岡書店)
『心の不安がスッと消える うつ吸いイラスト帳』(永岡書店)

ーー2022年2月には『心の不安がスッと消える うつ吸いイラスト帳』が発売されます。よろしければそちらの書籍についても、概要などのご紹介をお願いいたします。

 これまでTwitterで公開してきたうさぎのイラストを1冊にまとめました。“コミュ障”で鬱になり、2度休職した私自身の経験をもとにした内容です。「どうやって回復していったか」「落ち込んだ時にどうやれば心をラクに保てるか」などを、精神科医の先生のアドバイスを添えて明るいイラストで紹介しています。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 今まで通り、自分の心の闇を反映させたうさぎのキャラを使ってマンガやイラストを描いていきたいと思っています。最近はマンガを描くことにハマっていて、今年はメンタルに関する4コママンガを描いていけたらなと思っております。

(マグミクス編集部)

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