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「地上波の限界へ」「大丈夫?」 刺激的過ぎる深夜のマンガ実写化ドラマ

深夜帯には、刺激的な青年マンガを実写化したドラマが数多く放送されています。原作ファンも「まさかここまでやるとは」と衝撃を受けた実写化作品を紹介します。
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深夜帯じゃなかったら放送NG?

ドラマ『シガテラ』キービジュアル (C)「シガテラ」製作委員会

 23時以降に放送される「深夜ドラマ」には、過激な展開が多い青年マンガを実写化した作品も少なくありません。ドキっとするような刺激的な描写は、「これはさすがに音量小さくしないと見られない」「そもそも実写化すること自体びっくり」と話題を呼んできました。

 深夜帯は、どこまで地上波で放送できるのか挑戦できる枠でもあります。制作陣による原作へのリスペクトとギリギリを攻める姿勢が評価された、刺激的なマンガ原作の実写ドラマを紹介します。

●『シガテラ』

 熱烈なファンも多い古谷実先生の代表作のひとつ『シガテラ』の実写ドラマは、原作の過激なシーンをどこまで再現するのかと放送前から注目されていました。

 同作は不良に目をつけられ、悲惨な高校生活を送る主人公の荻野(演:醍醐虎汰朗)がひょんなことから年上の彼女、南雲ゆみ(演:関水渚)と出会って幸せをつかむ……と思いきや、立て続けに災難に見舞われるというストーリーです。

 実写ドラマでは、荻野とゆみの濃厚なベッドシーンだけでなく、いじめっ子である谷脇(演:長谷川慎)の彼女アキコ(演:吉原怜那)と荻野が関係を持ってしまうシーンなど、深夜でなければ放送できないであろう過激な濡れ場もありました。

 特に荻野とゆみがラブホテルのバスルームで泡風呂に入った後裸で抱き合うシーンは背景が明るく、全身がほぼ丸見えの状態だったため、「ここまでの体当たり演技とは」「地上波ドラマの限界に挑む気合がすごい」と驚きの声が続出しています。

 ゆみを演じた関水渚さんはスポーツ飲料のCMに出演していたほか、少女マンガ『町田くんの世界』のヒロイン役に抜てきされるなど爽やかな役柄のイメージが強く、『シガテラ』の実写ドラマに出演が決まった際は「イメージと違う」といった反応も少なくありませんでした。

 しかし、過激な濡れ場にも果敢に挑んだことによって、「ここまでやってくれて好感度が上がった」と原作ファンからの支持も獲得したようです。

●『買われた男』(PR)

ドラマ『買われた男』キービジュアル (C)「買われた男」製作委員会

 コミックシーモアにて連載されているオリジナルの人気マンガ『買われた男~女性限定快感セラピスト~』(漫画:三並央実 原作:芹沢由紀子)は、2024年4月17日(水)深夜24時よりテレビ大阪・BSテレ東で実写版のドラマ『買われた男』がスタートしました。「女性用風俗」が題材となった地上波初の作品で、瀬戸利樹さん、久保田悠来さん、池田匡志さんが「セラピスト」たちを演じます。

 女性用のマッサージ店「KIRAMEKI」で、優しい雰囲気が売りのセラピストのヤマト(瀬戸利樹)、色気と包容力が抜群の龍一(久保田悠来)、端正なルックスでNo.1人気のシアン(池田匡志)がさまざまな事情を抱えた女性たちの心身をいやす物語です。イケメンセラピストたちが、優しい「マッサージ」を通して女性たちの心の悩みも解きほぐしていきます。

ドラマ『買われた男』第1話場面カット (C)「買われた男」製作委員会

 利用客役には毎回豪華なゲストが登場予定で、第1話では夫とのセックスレスと浮気への疑念で悩む主婦の田村のどか役で佐藤玲さんが出演しました。

 1話の放送後は「色っぽい描写を入れつつも、女性の心境描写をメインとした演出がとてもよかった」「役者さん全員の演技めちゃくちゃいい。作ったドラマじゃなくてマジでホントの生活のワンシーンを切り抜いた感じで」「セクシーな部分に目がいきがちだけど、それは手段でしかない。悩みや苦しみを抱える人と、それに真摯(しんし)に向き合ってくれる人。そんな人と人との物語」と、幅広い称賛が相次ぎます。特に女性層からの支持が厚いドラマとなりそうです。

 本作はDMM TV独占配信で、なおかつ地上波よりも1話先行配信中です。

▶『買われた男』を見る

●『監獄学園』

「週刊ヤングマガジン」で連載されていたマンガ『監獄学園-プリズンスクール-』(原作:平本アキラ)は、舞台となる全寮制の元女子校を舞台に主人公のキヨシたち男子5人が女子風呂をのぞいた罪で、懲罰棟(通称:プリズン)に投獄されたことから始まるコメディー作品です。プリズンから脱獄しようとする男子たちと、あの手この手で男子たちを退学に追い込もうともくろむ組織「裏生徒会」のメンバーによる攻防戦が、お色気展開を交えながらユーモラスに描かれています。

 原作マンガはあまりにも過激なシーンが多く、地上波で放送されたアニメでは白い光で規制がかかることもしばしばありました。「実写ドラマ化」決定の際は「マジかよ」「正気か」とまで言われていましたが、実写ドラマでは入浴や着替えシーン、裏生徒会がキヨシたちに「お仕置き」をするシーンまでもが原作通り再現されています。

 特に胸元を開けた大胆なビジュアルが特徴的な裏生徒会長を務める芽衣子(演:護あさな)は、男子たちにむちを振るい、靴をなめさせようとするなど強烈なお仕置きを仕掛けるシーンも珍しくありません。原作通りのビジュアルが再現されており、「コスプレになってないのがすごい」「正直できる人いないと思ってた」「スタイル含め超適任」と、良い意味で原作ファンの予想を裏切ったようです。

●『ハレ婚。』

 一夫多妻制が認められた架空の町を舞台に、複数の妻を持つ「ハレ婚=ハーレム婚」を描いたマンガ『ハレ婚。』は、2022年に島崎遥香さん主演の実写ドラマが放送されました。

 意図せず既婚者ばかりと付き合ってしまうために「既婚者ハンター」とも呼ばれていた主人公の小春は、実家の借金返済のためピアニストの龍之介(演:稲葉友)の第3夫人となることを決意します。

 原作では小春だけでなく、第1夫人のゆず(演:柳ゆり菜)、第2夫人のまどか(演:浅川梨奈)と龍之介の濃厚な濡れ場もたびたび描かれており、原作ファンからはどこまで再現するのか注目されていました。

 ドラマでは小春と龍之介の混浴やプールでのイチャイチャ、アイスの口移しなど、過激なラブシーンが描かれていましたが、なかでも視聴者に衝撃を与えたのが、龍之介が第2夫人のまどかを拘束し「お仕置き」するシーンでした。

 身動きができないまどかの胸元に、龍之介が氷で刺激を与えていくシーンは「原作でも過激だったけど実写だからよりヤバい」「ここまで再現するとは思わなかった」と、SNSが大いにざわつきます。「一夫多妻」という設定に引かれて見た原作未読の視聴者の驚きの声も多く、話題のドラマとなりました。

(田中泉/マグミクス編集部)

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