泣いてもよい準備はできた? アニメ『火の鳥 エデンの宙』本予告&キービジュアル公開
手塚治虫先生のライフワークといわれるマンガ『火の鳥』全12編のなかの、『望郷編』を初めてアニメ化した『火の鳥 エデンの宙』について、キービジュアルや本予告などが公開されました。
いろいろと情報量多めな本予告公開!
ウォルト・ディズニー・ジャパンは2023年9月4日(月)、同社の公式動画配信サービスディズニープラス「スター」にて同年9月13日から全4話を配信するアニメ『火の鳥 エデンの宙』について、キービジュアル、本予告などを公開しました。
同作は手塚治虫先生によるマンガ『火の鳥 望郷編』を初めて映像化した作品で、主演は女優の宮沢りえさん、アニメーション制作はSTUDIO4℃(『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』ほか)が手掛けています。
人間が地球以外の星へ移住するようになった時代、主人公の「ロミ」と恋人の「ジョージ」はふたりだけの新たな生活を始めるべく、惑星「エデン 17」へと降り立ちます。しかしそこは荒廃した土と岩しかない枯れ果てた星でした。必死に水源を探し、畑を耕す毎日の中でロミが妊娠し、大喜びするジョージでしたが、大地震による事故で彼は帰らぬ人となってしまいます。
ジョージの忘れ形見でもある愛息子「カイン」が将来ひとりぼっちになることを恐れたロミは、カインに「13年後に目覚める」ことを約束し自らコールドスリープに入ります。しかし、システムの誤作動でロミが目覚めたのはなんと、1300年後のエデン 17でした。今回、公開された本予告は、1300年の眠りから目覚め新たな文明を目の当たりにしたロミの驚きから始まります。
その本予告にて、浅沼晋太郎さん演じる移民星調査員の牧村、木村良平さん演じる、ロミの目覚めを待つ成長したカインの声が初めて披露されました。
本作への出演について、浅沼晋太郎さんは「思い返せば、僕が人生で一番最初に触れた『火の鳥』は、11歳のとき。ファミコンソフトでした。そこから原作に触れ、当時では受け止めきれない壮大さにど胆を抜かれたことを覚えています。36年経った今。手塚治虫先生の作品に関わらせていただくこと。全世界で配信されること。ご一緒させていただくのが夢のような共演者……すべてが信じられない想いです。初めてアニメ化される『望郷編』、僕も一ファンとして、心から楽しみにしています」と述べています。
同じく木村良平さんは「伝説の作品。だからこそ『タイトルは知っているけど触れたことはない』という人も多いのではないでしょうか。決して色褪せない名作が、今の時代にどんなアニメーションとして描かれるのか。ちっぽけながらも今を精一杯生きる身として、僕も完成が楽しみでなりません! 『火の鳥』が世界中を飛び回る日を心待ちにしています!!」としています。
『火の鳥 エデンの宙』はディズニープラスにて、2023年9月13日(水)より世界独占配信、エンディングが異なる劇場版『火の鳥 エデンの花』は同年11月3日(金)より全国で公開されます。
■アニメ『火の鳥 エデンの宙』作品情報
出演:宮沢りえ、窪塚洋介、吉田帆乃華、浅沼晋太郎、木村良平、イッセー尾形
原作:手塚治虫「火の鳥」(望郷編)
監督・絵コンテ:西見祥示郎
キャラクターデザイン・総作画監督:西田達三
美術監督:木村真二
脚本:真野勝成、木ノ花咲
音楽:村松崇継
演出・CGI監督:斉藤亜規子
色彩設計:江上柚布子
編集:重村建吾
サウンドデザイン・音響監督:笠松広司
エンディングテーマ:LIBERA「永遠の絆」(Libera Records)
プロデューサー:田中栄子
アニメーション制作:STUDIO4℃
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(マグミクス編集部)