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5分で振り返る『ワンピース』 新世界編以前の「見逃せない」エピソードは?【前編】

『ONE PIECE(ワンピース)』は「週刊少年ジャンプ」2024年1号で、ついに1100話を突破しました。1100話突破やTVアニメの新章突入を記念して、これまでの麦わらの一味の航海の軌跡について順を追って振り返ります。今回は前編として「東の海(イーストブルー)編」から「マリンフォード頂上戦争編」までを見てみましょう。

第1話から伏線まみれ?

アニメオリジナルも多いアニメ初期の『ONE PIECE』 (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
アニメオリジナルも多いアニメ初期の『ONE PIECE』 (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

「週刊少年ジャンプ」(集英社)の2024年1号で、『ONE PIECE(ワンピース)』は、ついに1100話を突破しました。そして、2024年1月7日(日)からはTVアニメは物語の最終章「エッグヘッド編」へ突入、さらに「ジャンプフェスタ2024」にて新たに現代の映像を駆使して描き直される新アニメシリーズ『THE ONE PIECE』の制作決定など、新情報が次々と発表されました。これを受けて、これまでの麦わらの一味の航海の軌跡を振り返ります。今回は前編として、始まりの海、「東の海(イーストブルー)編」から「マリンフォード頂上戦争編」までを見てみましょう。

●「東の海(イーストブルー)編」

 主人公であるモンキー・D・ルフィが海賊を目指したきっかけや、ロロノア・ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジとの出会いが描かれます。

 特に第1話には、多くの伏線が隠されているといわれており、「ゴムゴムの実」や憧れの人物であるシャンクスなど、のちの物語にかかわってくる重要な要素が詰まっています。今見返してみたら、さらなる伏線が見つかるかもしれません。

●「アラバスタ編」

「偉大なる航路(グランドライン)」に突入したルフィたちは「アラバスタ王国」の王女であるネフェルタリ・ビビと出会います。そして途中に寄った冬島で仲間に加わったトニートニー・チョッパーとともに王下七武海のひとりであるサー・クロコダイルの暗躍を阻止すべく、アラバスタを目指します。

 格上のクロコダイルに圧倒的な力の差を見せつけられ、初めてボロボロに敗北するルフィの姿に、衝撃を受けるでしょう。

●「空島編」

 もともとクロコダイルのパートナーだったニコ・ロビンが仲間に加わり、次は空に浮かぶ「空島」へ向かいます。空島「スカイピア」では、「ゴロゴロの実」の能力者であるエネルの圧倒的な「雷」の力で、麦わらの一味を圧倒されてしまいます。

 エピソード終了後、エネルが登場した扉絵連載「エネルのスペース大作戦」には、何やら意味深な描写が多く、「最終章への伏線」と考えるファンも多いようです。

●「デービーバックファイト編」

 空島から戻ってきた麦わらの一味が次に向かった島では、フォクシー海賊団に負けたら仲間を奪われる「デービーバックファイト」を挑まれます。

 前半部分は「息抜き回」のように見えるものの、戦いのあとに現れた海軍大将のクザン(青キジ)によって一変する、雰囲気の変化が魅力的です。

【画像】安否が不安… 完結前に再会が見たいキャラたち(6枚)

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