異世界×スマホ×ホラー 河森正治監督初のオリジナル劇場アニメ『迷宮のしおり』発表
「マクロス」シリーズなどで知られる河森正治監督初のオリジナル劇場長編アニメ『迷宮のしおり』が発表されました。ポップでちょっとホラーな異世界脱出劇といいます。
スマホが割れたら異世界でした

2025年7月2日、「マクロス」シリーズや「アクエリオン」シリーズで知られる河森正治監督による、初オリジナル劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』が発表されました。2026年1月、全国ロードショーです。あわせてティザービジュアル、特報映像が公開されています。
本作は、「歌」と「SF」と「三角関係」という、これまで河森監督が手掛けてきた作品の要素をベースに、現代人の誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだ、ポップでちょっとホラーな異世界脱出劇とのことです。
物語の主人公である普通の女子高生「前澤栞(まえざわしおり)」はある日、突然スマホが割れて、気が付くと誰もいない異世界の横浜にいました。スマホを見ると、栞のSNSには身に覚えのない自身の写真が投稿されています。突如現れたもうひとりの自分の暴走を食い止めるべく、栞は奇妙なスマホの迷宮から抜け出すことを目指すのでした。
発表にあたり河森監督は本作について、「現代人なら誰もが駆使するスマホを、履歴や個人情報が集積した“もうひとりの自分”として捉えたことから生まれた物語です」としています。
「スマホが割れるのは、自分の心が割れることかもしれない──。スマホの迷宮に閉じ込められた少女と、現実のヨコハマで暴走し始める“もうひとりの自分”。“心の異世界”と現実世界を行き来しながら、歌×ホラーで、感情は爆裂し、スタンプも飛び交うエモーショナルでポップなエンタテインメント作品を目指しています。自分にとって劇場版としては、初の完全オリジナルストーリーとなる本作。ふたりの“主人公”の対決の行方をぜひ見届けてください!」(河森監督)
脚本は、『revisions リヴィジョンズ』『HUMAN LOST 人間失格』に携わった橋本太知さん、キャラクターデザインは『マクロスF』、劇場版『マクロスF~イツワリノウタヒメ~』などで河森監督とタッグを組んできた江端里沙さん、アニメーション制作はサンジゲンです。
●劇場長編アニメ『迷宮のしおり』作品情報
【イントロダクション】
「歌」と「映像」の河森正治(「マクロス」シリーズ・「アクエリオン」シリーズ)集大成
「マクロス」シリーズや「アクエリオン」シリーズなど根強い人気を誇る作品を生み出し、
自身がプロデュースする、EXPO2025 大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」で、世界中からも注目を集めているクリエイター・河森正治初のオリジナル劇場長編アニメーションが誕生。
どこにでもいる普通の女子高生・前澤栞は、
ある日突然スマホが割れ、気が付くと誰もいない異世界の横浜にいた――。
スマホを見ると、栞のSNSには身に覚えのない自身の写真が投稿されている。
投稿された写真に映っているのは――?
果たして彼女はこの奇妙なスマホの迷宮から抜け出すことができるのか!?
歌と映像で彩る異世界青春脱出劇――
【スタッフ】
監督:河森正治
原作:スロウカーブ、Vector Vision、ギャガ、フジテレビジョン
キャラクターデザイン:江端里沙
脚本:橋本太知
アニメーション制作:サンジゲン
企画・プロデュース:スロウカーブ
配給:ギャガ
(マグミクス編集部)