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河森正治氏がメカデザイン『アーマード・コア』パイロットに憧れた子供時代の夢が叶う

パーツ集めとカスタマイズ

『ARMORED CORE VERDICT DAY』(フロム・ソフトウェア)
『ARMORED CORE VERDICT DAY』(フロム・ソフトウェア)

 さらに、パーツを集めて自分の機体を好みのタイプに自由にカスタマイズできることにも驚かされました。頭・胴・腕部・脚部・ブースター・FCS(火器管制装置)・ジェネレーター・腕部武器・オプショナルパーツなど多くのパーツが用意されており、ある程度強い組み合わせはあるものの、絶対の正解はなく、戦闘スタイルや戦場に合わせて試行錯誤しながら、自分にとって最高の機体を追求することができたのです。

 また、パーツ集めが一筋縄ではいかないところも、逆に面白さを演出していました。マップ内に隠されている最強のプラズマライフル”WG-1-KARASAWA”や、やはり最強のブレード“LS-99-MOONLIGHT”。パーツ護衛の依頼を受けて、依頼を放棄し強奪しないと手に入らないものもあったのです。

 そうしてさまざまなミッションを潜り抜けた先に現れるのが、ランキング最上位に位置する最強のレイヴン“ナインボール”でした。通常、プレイヤーにはできない機動を駆使して来る”ナインボール”の戦いぶりにはかなり苦戦させられた記憶がありますが、このゲームは腕を磨けば磨くほど自由に自機を操れるようになり戦闘力が上がっていくため、慣れてからはそれほど苦労もせずに戦えるようになっていました。

 メインストーリーをクリアした後もわざと借金を背負って強化人間になってみたり、わざと好みと違う機体を作って出撃してみたり、パーツを塗装したりエンブレムを自作するなど、『アーマード・コア』のために、何度徹夜したのかは覚えていません。筆者はその後も続々と登場した続編タイトルをプレイし続けていますが、一番ハマったのは、間違いなく初代『アーマード・コア』でした。

 最新作である『ARMORED CORE VERDICT DAY』が発売されてもう7年が経過しますが、筆者は今でも続編を待ち続けています。いつでも筆者の身体は、闘争を求めているのです。

(ライター 早川清一朗)

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