「端白星」「1.5」…読める? 「ガンダム」シリーズの初見には無理ゲーな難読機体名
「ガンダム」シリーズに見られる「難読機体」、その話題で挙げられる定番のひとつに「端白星」があるでしょう。劇場公開を控える『ウルズハント』の主役機ながら、初見にはちょっと読めなさそうです。あわせて「1.5」のお話も。
一度認識すれば読めそうだけど…

アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が2025年10月4日、放送10周年を迎えました。これを記念したキービジュアルや、イベントが告知され、さらに10月31日より劇場公開される特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』/同時上映『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』10周年記念新作短編「幕間の楔」の本予告が公開されています。
『ウルズハント』は、スマートフォンアプリ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG』で配信されていた全12話を再編集し新規カットを加えたものです。辺境となっている金星に浮かぶコロニー育ちの主人公「ウィスタリオ・アファム」が、コロニーすら買うことのできる莫大な賞金を賭けたレース「ウルズハント」に巻き込まれていきます。
その主役機「ガンダム・端白星」は、ウィスタリオが生まれ育った、金星に浮かぶ「ラドニッツァ・コロニー」に隠されていた出自不明のモビルスーツです。劇中やティザービジュアルなどでは、はるか昔に起きた大きな戦い「厄祭戦」のなかで失われたという「ガンダムマルコシアス」との関連性を匂わせていました。
ところでこの「端白星」、なんと読むかご存じでしょうか。『ウルズハント』を観たことがあればなんでもないお話で、一度読み方がわかればさほど難読とも思えないかもしれませんが、言われてみれば確かに初見では難しいかもしれません。実際、「ガンダム」シリーズの難読機体名という話題に挙げられる名前のひとつでもあります。こちらは「はじろぼし」と読み、上述した本予告でも、ウィスタリオ(CV:生駒里奈)が「端白星」を呼ぶ声が聞かれました。
同様に、「一度聞いてしまえばなんてことないけど初見じゃ読めない名前」として、「1.5ガンダム」が挙げられるでしょう。『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の外伝マンガ作品『機動戦士ガンダム00I(ダブルオーアイ)』(漫画:ときた洸一/シナリオ:千葉智宏、スタジオオルフェ/KADOKAWA)に登場する機体です。
最初に作られた「0(オー)ガンダム」の後継機である「1(アイ)ガンダム」、これを改修した性能向上機ということで「1.5ガンダム」と名付けられました。この設計データは、『ガンダム00』本編のラスボスである「リボンズ・アルマーク」の手に渡り、彼の操る「リボーンズガンダム」のベースになったとか。
その名前の読み方は、「5」をアルファベットの「S」に見立て、「アイズガンダム」と読みます。まぁ、初見にはまず無理ですよね。
※ ※ ※
特別編集版『ウルズハント』/同時上映「幕間の楔」は、入場者特典やキャスト登壇の上映会情報なども告知されています。
また、『鉄血のオルフェンズ』10周年記念プロジェクトのフィナーレとして、2026年2月15日に「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 10周年記念イベント -鉄華の祝祭-」が立川ステージガーデンにて開催されることが、あわせてアナウンスされました。出演者によるトークや生アフレコなどのステージイベントです。チケットは、抽選申し込み受付が「ガンダムファンクラブ」(13日23時59分まで)「イープラス」(19日23時59分まで)にて開始されています。
いずれも詳細は『鉄血のオルフェンズ』10周年記念プロジェクト特設サイトを確認ください。
(マグミクス編集部)