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『ピクミン』映像待望論が再燃か←実は1億再生されてた 任天堂「謎の映像」公開受け

任天堂が公開した謎の映像「Close to you」に、大きな反響が上がっています。「ピクミン」の新作ゲームのほか、映画など映像コンテンツを期待する声も。実は「ピクミン」の映像コンテンツ、ものすごい人気なのです。

意味深な3分54秒

YouTube Nintendo公式チャンネル「Close to you」より (C)Nintendo
YouTube Nintendo公式チャンネル「Close to you」より (C)Nintendo

 任天堂は2025年10月7日夜、同社の公式YouTubeチャンネルに「Close to you」と題した短編CGアニメを投稿、これが「ピクミンの新作か?」と話題になっています。翌8日未明にはX(旧:Twitter)でもトレンド入りしていました。

「Close to you」は「あなたの近くに」といったニュアンスになります。映像は約4分で、赤ちゃんが勝手に動き出した「おしゃぶり」を追いかけるというもの。室内を動きまくるおしゃぶりを追いかけるうちに、赤ちゃんはハイハイからやがて立ち上がり追おうとします。

 映像の中に文字情報などは一切なく(権利表記のみ)、これだけを観れば意味不明な謎の映像としか言いようのない内容ではありますが、SNS上などでは早速「音楽がピクミンの鼻歌じゃない?」「どう見ても(見えないけど)ピクミンが働いてます」といった反応が見られ、「ピクミンの新作くる?」「映画化?」といった、なんらかの新たな「ピクミン」シリーズのコンテンツを匂わせるもの、という見方が大勢を占めている様子です。

「ピクミンって人間には基本見えないんですよね」と、スマートフォン向けアプリ『Pikmin Bloom』の解説を引用した投稿も見られ、また、「しれっと赤ピクミン映ってない?」という声も聞かれました。

 新作ゲームはもちろんですが、「任天堂公式YouTubeでもっとも多く再生されてるのって(中略)『WiiU時代に作ったピクミンの短編映像』なんですよね」という指摘に見られるように、実のところ「ピクミン」の映像コンテンツにも大きな期待が寄せられている様子はうかがえます。

 その「もっとも多く再生されている動画」とは、2020年10月8日にYouTube 任天堂公式チャンネルにて公開されている「『PIKMIN Short Movies HD』第3話『たいへんな一日』」と題された短編映像です。もともとは2014年にWii Uで有料配信されたもので、その再生回数は2025年10月8日現在、1億回を超えていました。

 ほかの動画の再生数と比べると大きく突出しており、なにかしらの理由があるかもしれませんが、一方でそれに続く再生数をカウントしているのも同じく『PIKMIN Short Movies HD』の第2話と第1話であるため、「任天堂の映像コンテンツとして」の「ピクミン」人気は確かなものといえるでしょう。この短編映像に「子供が何度も見入っています」といった声も聞かれました。

 新作ゲームか、映像コンテンツか……「Close to you」の真相も気になりますが、「ピクミン」シリーズの次の動きが注目されますね。

※編集部追記
「Close to you」公開の翌10月8日、任天堂はスマートフォン用アプリ「Nintendo Today!」にて、同題の動画を公開しました。そちらにはバッチリとピクミンたちの姿が見えています。やはり、タイヘンだったみたいです、ピクミンたち。

(マグミクス編集部)

【画像】「えっ、赤ピクミン?」こちら指摘相次ぐ「Close to you」の該当シーンです

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