【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(番外編)】あなたの発言、「発信者」は意外と見ている? ネットリテラシー感覚のズレ
ネガティブの拡散、得をする人間は誰なのか

詳しく話を聞いてみると、望月と同じく自分と関連するコンテンツのキーワードはもちろん、Twitterでいうところのリツイート(引用RT含む)や「いいね」して下さった方のアカウントの書き込みを掘り下げてチェックしていらっしゃる方が大半でした。
つまり、ユーザーの皆さんがさまざまなネットの発言を見ていらっしゃるように、発信者側の人間もまた、皆さんのネットの発言を見ています。「意外と見ているし、見られている」ということなのです。
今回、「番外編」で僕が一番お伝えしたいこと。それは、
「好きを全力で発信してほしい」
これに尽きるのです。ネガティブな気持ちは自分の中だけで抑え込んで、溜め込むことは決して良いことではありません。しかし、ネットとは「ありとあらゆる人が見ている媒体である」という事を忘れてはいけません。
ネガティブを共有したら、同じ意見を募ることによって気が紛れることはあるかもしれませんが、その先に「胸の中にあるモヤモヤ」が消える未来は絶対にありませんし、不特定多数の人間が見える場所で共有したら、発言の対象となっている人はもちろん、その事柄と縁のない人、興味のない人が見ても気持ちのいいものではありません。新たなネガティブが必ず産まれます。
そしてネガティブな言葉は、ポジティブな言葉よりも強く大きく見えるものです。
だから皆様へのお願いです。人の、コンテンツの「大好き」を言葉にしてネットにたくさん載せて下さい。ポジティブな気持ちこそ、みんなで共有して下さい。暖かい言葉を届けてください。
ネガティブな思いが届いてしまうのと同じかそれ以上に、ポジティブな思いも届きます。そしてそのポジティブな思いは、必ず発信者の力になっています!
(望月英)