『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ役・早見沙織が演じるキャラ3選 癒やしボイスで変態役も!?
名門家の娘である自分と乙女心に揺れる悪魔のギャップにキュンッ!

●『魔入りました!入間くん』アザゼル・アメリ役
最後は、人間でありながら悪魔の学校に通うことになってしまった少年を描く『魔入りました!入間くん』。「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載されている同名のマンガ(著:西修)が原作です。アニメは2019年10月~2020年3月に第1期が放送されました。また、2021年4月より第2期がスタートすることも決まっています。
本作品の主人公は、働かないクズな親に売られて大悪魔・サリバンの孫となってしまった14歳の少年・鈴木入間(すずき いるま/CV:村瀬歩)。しかしずっと孫がほしかったサリバンは入間を溺愛し、豪華な部屋を与えてもらって学校にも通うことに。だが、そこは魔界の学校。サリバンには「人間とばれなきゃ食べられることもないよ」と笑顔で言われ、入学式で歌った校歌では「人間丸々我らの食い物」という歌詞が飛び込んでくる始末。入間の学園生活は前途多難と思われたのですが――。
早見さんが演じるのは、この悪魔学校の生徒会長であるアザゼル・アメリ。普段は名門アザゼル家の娘として堂々と立ち振る舞い、実力を見せつけています。しかし彼女、実は人間界の少女マンガが大好き。そんな、ほかの悪魔たちを圧倒する威厳のあるアメリ、そして少女マンガを見て心をときめかせる乙女なアメリのギャップに思わずキュンとしてしまいます。そして彼女の心の葛藤をひしひしと感じる声にほっこり。深雪、夢子とはまた違った魅力を持つキャラクターです。
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以上、早見沙織さんが演じるキャラクターを3人ご紹介しました。ちなみに2020年秋アニメ『魔王城でおやすみ』ではナレーション、でびあくま、カイミーン女王をひとりで演じ分けています。独特の声色でありながら多くのキャラクターを見事に演じきる彼女の魅力を、堪能してみてはいかがでしょうか。
(月乃雫)