絶対に完結が読みたいマンガ4選。エヴァ・ガガガ・進撃・ひぐらしに続いてほしい!
『エヴァンゲリオン』『ガオガイガー』など1990年代の作品や近年のヒット作『進撃の巨人』が完結し、『ひぐらし』『まどマギ』といったここ20年内の人気作も大きな新展開を見せつつあり、ファンを驚かせています。こうした作品たちと同様に新たな展開を見せてほしい、あるいは完結を期待したいマンガ4作品を紹介します。
心動かされる、長期作品の完結や大きな展開
「エヴァンゲリオン」が『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で、『勇者王ガオガイガー』が小説『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』で見事な完結を見せた2021年春。アニメ『ひぐらしのなく頃に』は新作で誰も知らないルートを描き、マンガ『進撃の巨人』も大団円を迎え、つい先日には『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』の制作が発表されました。
一方で、5月20日には『ベルセルク』で知られる三浦建太郎さんが5月6日に死去していたことが発表されました。日本におけるダークファンタジーの代表とも言える同作は、残念ながら未完となってしまいました。
このような長期シリーズの大きな動きはファンにとって感慨深いもの。その一方でマンガ好きなら「早く完結まで読ませてほしい!」「未完で終わってほしくない!」という作品もあるでしょう。今回は、完結や新展開が望まれるマンガ作品を5本、最新の状況とともに紹介します。
●『バガボンド』
小説『宮本武蔵』を原作に、剣豪・宮本武蔵の生き様を描く「週刊モーニング」の連載作『バガボンド』(作:吉川英治、画:井上雄彦)。1998年に連載が始まり、2014年発売の最新37巻では武蔵が農業を離れ、小倉を目指し始めるところまでが描かれました。
しかし2015年以降は残念ながら休載中。原作の物語では3/4ほどの地点まですでに到達しており、クライマックスも遠くはありません。本格的な連載再開が期待されます。
●『ドリフターズ』
異世界に呼び集められた島津豊久、織田信長、那須与一といった歴史上の戦士が戦う『ドリフターズ』(作:平野耕太)。本作は2009年から「ヤングキングアワーズ」で連載がスタートし、2016年にはTVアニメ化もされました。
2018年発売の最新6巻では大きな戦いの撤退戦の中で島津豊久と土方歳三の再戦が始まり、さらに菅野直が戦線に加わろうとしたところで終了。2020年にはその後に連載された7話分がまとまった6.5巻が、「ヤングキングアワーズ」の付録となりました。