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危険!「読み出すとマジで止まらなくなる」webtoon作品3選 LINEマンガの毎日お得なキャンペーンを見逃すな!【PR】

 忙しい12月を乗り切ったあとの「冬休み」が今から楽しみな人もいるでしょう。マンガに熱中してエンタメの海にどっぷりつかりたい……という人々の欲求に応えるように、「LINEマンガ」では2024年12月25日まで、200作品以上を対象とした「無料話増量」や、日替わりでガチャチケットやマンガコインがもらえる「日替わりSPECIAL EVENT!」など多彩でおトクなキャンペーンを実施中です。

 マグミクスでは、「LINEマンガ」のオリジナル作品のなかから、特に「続きが気になって止まらなくなる」ような、没入必至のwebtoon(タテ読みマンガ)を3作品紹介します。

「バッドエンド回避」がムズすぎる! ハラハラ展開で続きが気になる『よくある令嬢転生だと思ったのに』

 近年、多くのファンを獲得している「悪役令嬢」作品は、断罪されるべき悪役令嬢へと転生した主人公が、バッドエンドを回避すべく懸命に振る舞う姿や、自身を陥れた人物に対する痛快な逆転劇が支持を集めています。

 そんな「悪役令嬢」作品において、また違った展開を見せてくれる作品が『よくある令嬢転生だと思ったのに』です。

悪役令嬢「エディット・リゲルホフ」へと転生した主人公。『よくある令嬢転生だと思ったのに』1話より

 実の兄から受けた暴力により絶命した主人公が目を覚ますと、ロマンス小説『執着はお断り』に登場する「エディット・リゲルホフ」へと転生していました。

 物語のなかでは、嫁いだ先の「ルドウィック家」で暮らすヒロイン「リゼ・シンクレア」に嫉妬し、彼女を殺そうとあれこれ画策するも、毎回あっさりとやられてしまうという、典型的なヒロインの引き立て役です。そして、最終的には夫「キリアン」に殺されるというお約束展開も待ち受けていました。

結婚を前に家族から悪事を強制されるエディット。前世でも不遇な人生を送っていた彼女は、「生き残る」ための行動を開始する。『よくある令嬢転生だと思ったのに』1話より

 本作の設定で特徴的なのは、エディット自身が前世と同じように家族から虐げられており、一家の利益のために「悪役」を強制されているという点です。エディットがルドウィック家に嫁いだのも、スパイとして働くことを求められたからでした。

 ルドウィック家の人間も彼女を疑っており、特に夫・キリアンはエディットに対してあからさまに嫌悪の態度を見せます。エディットの行動はすべて悪事だととらえ、警戒を怠りません。

結婚したにもかかわらず、エディットにきつい態度をとるキリアン(右)。時にはエディットの毅然(きぜん)とした対応に動揺する場面も。ふたりの関係は今後どうなっていくのか? 『よくある令嬢転生だと思ったのに』2話より

 しかし、前世の惨めな記憶をもったまま転生したエディットは、家族の抑圧から逃れ、待ち受ける「死」を回避するために、ルドウィック家の人々と信頼関係を築こうと奮闘します。うわさとは違うエディットの態度を見て、考えを改める姿勢を見せてくれるのもまたキリアンです。ふたりの関係性はこれからどうなっていくのか、恋の行方に注目です。

エディットから手柄を奪おうとするリゼ。彼女の目的は……? 『よくある令嬢転生だと思ったのに』10話より

 気になる人物はもうひとりいます。それはヒロインのリゼで、明るくて優しい生粋のヒロインかと思いきや、時々目に光がなくなり、エディットの手柄をさらっと奪おうとする場面も。皇帝の座をめぐる権力争いを背景に、さまざまな陰謀もルドウィック家の内外で渦巻いています。

 前世と同じく不遇な環境に置かれたエディットが「生きる」ことにこだわり、懸命に立ち回る姿に、応援したくなること間違いなし! いくら善行を積んでも「バッドエンド回避」への道筋がなかなか見えてこない展開に、「早く続きを!」と、マンガをスクロールさせる手が止まらない作品です。

(文・米田果織)

(C)lemonfrog・DOYOSAY・A-Jin/LINE Digital Frontier (C)MSTORYHUB

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チート能力は乱用せず? 好感度高めな主人公の「武侠×SF」列伝 『ナノ魔神』

 武術一派の後継者争いに巻き込まれ、命を落とす寸前だった「天黎雲(てん りうん)」は、未来から来た子孫に万能の「ナノマシン」を授けられ、物語冒頭から運命が大きく変わります。

体内に埋め込まれた万能のナノマシンのサポートを受け、黎雲は武術の才能を急速に伸ばしていく。『ナノ魔神』2話より

 武術の一派である「天魔神教」(魔教)教主の子でありながら、母親の地位が低かったため虐げられてきた黎雲には、武術の才能も経験もありません。それでも、ナノマシンがスキャンした文献の内容や達人の動きを脳や身体にインプットすることで、常人とは思えない速度で腕を上げていきます。

書物をめくるだけでナノマシンが内容をスキャンし、脳内にインプットしてくれる。『ナノ魔神』10話より

 本作の見どころのひとつが、ナノマシンの使い方です。瞬時に傷を癒やしたり自動で防衛したりと、便利な能力が山ほどありますが、黎雲はあえて機能を制限させることもあります。

 たとえば魔教で地位を得るために挑んだ「魔道館」における試験で、第一段階の試験はナノマシンの防御モードのおかげで、無傷で突破できそうでした。しかし黎雲はナノマシンに命じて内臓を負傷させ、修復機能をすぐには使わないことを選んだのです。

黎雲は試験の主催者から怪しまれないように、あえてナノマシンに命じて重傷を負ったように見せかける。『ナノ魔神』9話より

 実はこの試験は「内功」と呼ばれる力を備えた者しか突破できない内容です。黎雲はほかの宗派との盟約によって、この力を身につけないよう制限されていました。もし楽に突破できたら、それは盟約を破った証拠になり、自らの立場が危うくなる……そう気付いた黎雲はあえて重傷を負い、精神力だけで試験を乗り越えたように見せたのです。

 万能のナノマシンを与えられたにもかかわらず、黎雲はそれを乱用することはありません。あくまで自らの鍛錬を最重要視し、ナノマシンにはそのサポートを任せるという使い方から見える主人公の人柄も、本作の魅力となっています。

教主の守身護衛を務める葉猛は黎雲を気に入り、自身の武術を伝授することを快諾する。『ナノ魔神』15話より

 ほかにも、教主の守身護衛(ボディーガード)を務める葉猛(ようもう)との師弟関係や、孤独だった黎雲が仲間を徐々に得ていく過程など、胸が熱くなる要素が盛りだくさん。達人の動きをインプットしたからといって実戦ですぐに勝てるわけではなく、実戦と鍛錬を重ねて苦境を乗り越えていく展開だからこそ、続きが気になって読むのが止まらなくなります。

ナノマシンの手助けで武術の極意を次々とインプットするが、実戦経験の少なさから敵に圧倒される場面も。『ナノ魔神』第20話より

 ナノマシンと自分自身の力で強敵たちを下し、魔道館でのし上がっていく黎雲を見守ってください!

(文・ハシビロコ)

(C)GGBG・Great H・HANJUNG WOLYA・REDICE STUDIO/LINE Digital Frontier (C)RIVERSE

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他者を踏み台にのし上がった男、二度目の人生で本当の幸せを求める 『真なる男』

 高層ビルの屋上から、本田誠二という名の中年男性が「俺はお前が憎い」とつぶやき、その身を投げ出す――。本田の目線の先には、主人公の神崎涼真が大企業「HS電子」の社長に就任したニュースが流れています。

物語冒頭、主人公と深い因縁をもつ同期社員の本田が、ビルの屋上から身を投げた。『真なる男』1話より

 神崎は、一般社員の立場から社長の座へと上り詰める過程で、さまざまな人間関係を犠牲にしてきました。妻には「同じ人間とは思えない」と避けられ、冒頭で自殺した本田は同期です。会長からはリストラをさらに進めるように押し付けられ、会社の人間からも嫌われています。

 野望をかなえたにもかかわらず、神崎の胸はどこかぽっかりと穴が空いており、「こんなはずじゃなかった」という思いを抱いています。

社長就任が決まっても妻は祝うこともなく、食事の途中で席を立ってしまう。『真なる男』1話より

 そんなとき、神崎は車の運転中に本田の亡霊を見てしまい、そこから逃げるようにさまようなかで、とあるバーを見つけて酒をあおります。

 そして目覚めた時には、20年前、「HS電子」入社前の過去に、記憶を持ったまま戻っていたのです。そこには若き頃の本田の姿もありました。神崎はその姿を見て、後悔ばかりだった人生をやり直すことを決めるのです。

「HS電子」の集団面接に臨む神崎。かつて周りを踏み台にしてのし上がった自らの考えを改め、人生のやり直しに挑む。『真なる男』10話より

 大企業での出世が必ずしも幸福につながらないというメッセージが、本作には込められています。

 立身出世で誰かを見返そうとするかつての生き方を後悔し、人生をより幸福にするために、周囲の人間にも優しくあろうとする主人公の挑戦に共感が持てます。主人公は過去の記憶を持つゆえに、さまざまな場面で「無双」できるわけですが、決して私利私欲だけではないのがポイントです。

最初に配属された部署は、社内政治の渦に巻き込まれていた。仲間を守るため、神崎は静かに行動を起こす。『真なる男』16話より

 果たして神崎は、二度目の入社で本田の自殺を食い止められるのか、歴史を変えることでタイムパラドックスは起きてしまうのか……? 気になる要素がたくさんあるなか、最も重要なのは、主人公の神崎が幸せをつかむことができるのかどうかです。主人公の無双を楽しみつつ、人間にとっての幸せが何なのかを考えさせてくれる物語です。

(文・杉本穂高)

(C)Lucas・Dogado・Ha Neulso/LINE Digital Frontier (C)JAEDAM

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●「無料話」大量解放だけじゃない! さまざまなキャンペーンを活用しよう

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 そして、作品を読むだけで抽選番号が発行され、当選者には最大でマンガコイン1年分が当たる「LINEマンガ 毎日くじ」も開催中。抽選番号はひとり1日あたり1本発行され、12月26日(木)に当選番号が発表されます。

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「LINEマンガ 宴2024」特設サイト

https://manga.line.me/lp/event/utage2024

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