全国の「ご当地ヒーロー」が千葉に大集結 活動が気になりすぎるキャラクターは?
地域活性、知名度アップなどの使命を受けて誕生するローカルヒーローの祭典! その晴れ舞台は千葉市・蘇我で2022年11月に幕を開けるのです。
ローカルだけど地元では超メジャーヒーローだべ!

全国の特撮ファンの夢を乗せた大イベント「2022日本ローカルヒーロー祭(まつり)」が2022年11月12、13の両日、千葉市で開催されます。地方で活動するご当地ヒーローたちが集結し、スタンダードなショーやコラボ企画、ファン参加のアトラクションなどが行われます。一部のチケット席は早々と完売するほどの人気ぶりで、たくさんの観客で賑わうでしょう。日程は11月12日(土)が千葉県・アリオ蘇我で、13日(日)は千葉県・フィスティバルウォーク蘇我で開催します。
「ローカルヒーロー」と侮ることなかれ、そのフォルムは仮面ライダーやスーパー戦隊に引けをとらないかっこよさ!(笑っちゃうヒーローもいる?) これらのヒーローは主に自治体や企業、学校などが地域活性化の目的で生み出したもの。独特の企画コンセプトとキャラクターが地元民の心にうまくはまれば、子どもや主婦、高齢者に支持されてヒットにつながり、広告やイベントの集客、グッズ販売で経済効果が見込めます。
例えば、沖縄県で有名な「琉神マブヤー」は経済効果200億円以上をもたらしたといわれています。ローカルヒーローといえど、地元ではメジャーヒーローといえるでしょう。今回の「2022日本ローカルヒーロー祭」に参加予定の120体以上から、個性的なヒーローをいくつか紹介します。
●「口腔戦士デンタマン」
君の心に根幹充填! 歯医者、歯磨き嫌いをひとりでも減らすヒーローを目指しています。 よく見れば見た目が歯のホワイトフォルム!
●「海洋戦士シーセーバー」
海の平和を守り! 海のピンチを伝える! 江ノ島でビーチクリーン活動をしています。
●「改造実験体:ムダイ01」
兵庫のヒーロー「軟体怪人シナヤカーン」に登場する謎の怪人? 何者かは直接会ってみなければ分からなそう……。ビジュアルのインパクトは強烈。
●「輝甲整体モンデマン」
あるときは整体師、あるときはネオ修験者、その実態は何? 別名「慈愛と癒しの戦士」。……イベントでは人びとの身体をほぐしまくっています。
●「名前はまだ無い」
悪い奴らに猫パンチ! 吾輩はヒーローである。名前はまだ無い(という名前のヒーローである)。スーパーパワーとかはない! 美味しいものが大好きで悪い奴らは許せない!……公式Twitterアカウントでは、野良猫や保護猫の写真がたくさん載せられています。
今回紹介したヒーローたちは、11月12、13の両日参戦予定です。ローカルヒーローのなかには、実は活動期間が短いヒーローも少なくありません。どれだけカッコよくても、どれだけ活躍して地域に貢献していても、気がつけば活動終了していた……なんてこともあるでしょう。気になるヒーローがいたら、行こう、蘇我へ!
(石原久稔)