不便すぎ、用途が限られる…歴代ポケモンの「残念なモンスターボール」
使い道が極端すぎるモンスターボールとは?

ここからは、特定のポケモンにしかほとんど効果がないモンスターボールをふたつ見てみましょう。
ひとつ目は『ポケットモンスター サン・ムーン』にて初登場した「ウルトラボール」。その名の通り、「ウルトラビースト」と呼ばれる強力なポケモンの捕獲に特化した特殊ボールです。ボール自体の、ウルトラビーストに対する補正倍率も5倍となかなかの性能を誇ります。その半面、通常ポケモンの捕獲には適しておらず、補正倍率もガクッと減少。最もオーソドックスなモンスターボールにも劣るため、ウルトラビースト戦以外で使用するメリットはほぼないと言ってよいでしょう。
ふたつ目の「スピードボール」はさらに使い道が極端な特殊ボールで、「逃げ足の速いポケモンを捕まえやすくなる」と書かれているにも関わらず、当初は「モンジャラ」「コイル」「ベトベター」の3体にしか効果が適用されませんでした。後年になって「素早さの高いポケモン」へと対象が修正されたものの、初登場タイトル『ポケットモンスター 金・銀』の時点では先述の3体だけにしか効果が及びませんでした。
『金・銀』の伝説ポケモンである「エンテイ」「スイクン」「ライコウ」は遭遇時にいきなり逃走してしまうので、このスピードボールを大量に用意して捕獲を試みたプレイヤーも多かったはず。筆者もそのひとりでしたが、後から「3体の伝説ポケモンにスピードボールは効き目なし」と知った際、かなりショックを受けたことをいまだに覚えています。
実際に「ポケモン」をプレイして初めて分かるモンスターボールのありがたさ。今回ご紹介した特殊ボールの種類や使い方にくわえ、「モンスターボールを投げた後にボタンを連打」「伝説ポケモンはモンスターボールの方が捕まえやすい気がする」……などなど、ローカル性を含んだ「モンスターボールあるある」に目を向けてみるのも面白そうです。
(龍田優貴)


