「安易にオススメできない」名作ゲーム3選 突然のトラウマ展開に唖然!
世界のゲーム人口が増加するなかで、毎日のように新作タイトルが生まれる時代となりました。ゲームの世界には万人に受け入れられ流行するものもあれば、一部のニッチなファンから熱狂的に支持される作品も存在します。本稿では「内容は面白いけど他人におすすめはできない」とファンの間で話題となっているゲームにスポットを当てます。
理由を聞けば納得? 面白いのにおすすめできないゲーム
毎日のように新作が発表され、現在も増え続けているゲームソフト。万人ウケするメジャーなタイトルもあれば、物好きが好みそうなニッチなタイトルも多いようです。ネット上ではさまざまな理由から、「他人にすすめられない」と言われてしまうゲームソフトが注目を集めています。本稿では好き嫌いが分かれるゲームソフトを3つご紹介しましょう。
※以降の本文中には、『リンダ・キューブ』『ドキドキ文芸部!』に関する詳しい記載があります。閲覧にはご注意ください。
まず紹介するのはPCエンジンで発売して以降、人々にトラウマを植え付けてきた『リンダキューブ』。隕石が落ちる前に動物のオス・メス1匹ずつを方舟に乗せ、星が滅亡しても生き残ることがミッションです。シナリオは大きく3種類あり特にシナリオAとBは、人間性を失ったサイコパスの登場やバイオレンスなシーンも。ゲーム性は評価されつつも「見ると食欲がなくなってしまう!」と、いまだに引きずっているプレイヤーは多いようです。しかし一方で登場人物の狂気的な人間性を、ゾクゾクしながら楽しめる人にとっては最高の一本かもしれません。
他人におすすめできないという点では『スペランカー』は外せないでしょう。スペランカーはダンジョンに潜む敵を避けながら、地底に眠る財宝を探し出すのがクリア条件になっています。
この作品が酷評される最も大きな理由は、圧倒的な主人公の弱さ。巷では「ゲーム史上最弱主人公」と罵られるだけでなく、公式HPでも“最弱”と呼ばれていることを認めているほどです。とにかく主人公が速攻死んでしまうので、クリア難易度はかなり高いとされています。
また虚弱体質やすぐに怪我をしてしまう人のことを「スペ体質」と呼ぶなど、ゲームを知らない人からも認知をされていました。なんとマンガ『銀魂』の18巻でも、「スペランカー」という比喩表現が使用されています。