「MP」←なんて読む? 勘違いしがちな『ドラクエ』の小ネタ
「ドラゴンクエスト」シリーズでおなじみ、日常生活でも「もうHPがない……」などと使うこともある用語が「HP」と「MP」です。特に勘違いされがちなのが、「MP」の読み方です。
MPの正しい読み方って?
「ドラゴンクエスト」シリーズでおなじみ、日常生活でも「もうHPがない……」などと使うこともある用語が「HP」と「MP」です。それぞれ、どのように発音していますか?
「エイチピー」と「エムピー」と読む人もいるでしょうし、「ヒットポイント」「マジックポイント」と読むこともあるかもしれません。「ドラクエ」用語で「MP」を「マジックポイント」と読むのは、実は誤りです。
正しくは「マジックパワー」で、ファミコン時代の「ドラクエ」の説明書にルビ付きで表記されています。ただ、近年は説明書そのものがなくなっていますし、ゲーム内でも「MP」と表示されるため、「マジックパワー」というワードを目にする機会はほとんどないかもしれません。
ちなみにHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』でレベルアップ時にMPを多く上げるためには、「かしこさ」を高くする必要があります。かしこさ上がりやすい性格は「きれもの」です。「ルイーダの酒場」で仲間に与える種を調整するほか、「あたまがさえるほん」を使うと性格がきれものになります。もともとMPが上がりやすい賢者の性格をきれものにすると、豊富に覚える呪文を活用できるでしょう。
また、『南国少年パプワくん』などで知られる漫画家の柴田亜美先生は、HD-2D版『ドラクエ3』で「バラモス」を倒した記念に、『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』に掲載された4コマをX(旧:Twitter)で公開しています。今際の際に「HP(エイチピー)とは何の略だ?」と尋ねるバラモスに、勇者は「エッチスケッチピッチピチギャルだ」と答えます。柴田先生は「MP」については「ムチムチプリンプリン」とネタにしており、刊行当時の子供たちの心にはこちらのほうがインパクトが強く残っているかもしれません。
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』:
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(マグミクス編集部)