発売40周年『スーパーマリオ』大人が忘れがちな「あるある」 みんな「記憶にない面」がある?
1985年9月13日は世界で4億本以上を売り上げた『スーパーマリオブラザーズ』が発売された日です。同作は歴史の転換点といえるほど、ゲーム文化に大きな影響を与えました。老若男女を魅了したこの名作を遊んだ人が、やりがちなことを思い出してみると……?
ラスボスに会う前に「時間切れ」は茶飯事だった?

今から40年前の1985年9月13日は、ファミコンソフト『スーパーマリオブラザーズ』が発売された日です。多くの人がプレイしたからこそ、やりがちな「あるある」が多いゲームでもあります。
まず『スーパーマリオ』は、記念すべきシリーズ第1作でありながら、難易度は決して易しくはありませんでした。特に最終面である8-4は、土管ワープを正確に辿らなければラスボスのクッパに会うことすらできません。適当に土管に入って不正解を引いてしまうと永遠にループし、やがてタイムアップを迎えてしまうのです。
ですがどうでしょう? この高難易度の面をクリアしたプレイヤーは少なくないと思います。
当時、ファミコンゲームの攻略法を知るには、雑誌や攻略本、友達からの情報くらいしか手段がありませんでしたが、筆者は書籍を購入したり、友達から聞いたりした記憶もありません。ということは、何度もプレイいていくうちに正解ルートを引き、クリアしたのだと思います。同様の体験をしている人もたくさんいる「スーマリあるある」だと思います。
実は「あまり知らない面」がいくつもある
『スーパーマリオ』は、ステージをショートカットできるワープ土管を使うと、短時間で最終の8面に到達できるため、あまり馴染みがないステージがいくつもあります。
たとえば、1-2には2面~4面へのワープ土管があり、4-2には6面~8面へのワープがあるため、かなりのショートカットが行えます。つまりワープを利用して遊んでいると、3面、5面、6面、7面の記憶がほとんど残っていない……という現象が起こります。
これにより、「ゲッソー」の初出を知らず、7-3のプクプク軍団による怒涛の突き上げ地獄を経験しないまま大人になってしまう……というのも「あるある」です。





