「令和の八宝斎どうなる?」「40年ぶりの新作」… 視聴”ほぼ確定”なリメイク・再編集の2025秋アニメ
秋アニメの放送まであとわずかです。なかには、すでに放送が始まっている作品もあります。そのなかには1980年代の名作アニメをリメイクした作品もあり、懐かしさと新鮮さを兼ね備えたラインナップが話題です。
旧アニメには登場しなかったキャラも?

2025年秋アニメの放送が目前に控えています。そのなかには、1980年代に放送された名作アニメのリメイク版など、懐かしさを感じさせる作品も登場し、話題を呼んでいるようです。
●超人気アニメ作品が再編集版で蘇る?
2011年に放送された人気アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』は、2012年に総集編として公開された劇場版を再編集し、『「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition』として放送されます。
本作は、人類の敵と戦う魔法少女の姿を描くファンタジー作品で、主人公「鹿目まどか(CV:悠木碧)」が、地球外生命体「キュゥべえ(CV:加藤英美里)」に「魔法少女にならないか?」と誘われるところから始まります。
かわいらしい絵柄とは対照的に残酷な運命を強いられる少女たちが描かれるのが大きな見どころです。また、ファンからは「マミる」などのネットミームを生み出した衝撃的なシーンが放送されるのかを心配し「日曜夕方でマミるん? 次の日会社行けないかも」などの声がある一方、新カットの有無にも注目が集まっています。
アニメ『「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition』は、MBS/TBS系全国28局ネットにて10月12日より毎週日曜日17時から放送開始予定です。
●原作者が初登場キャラについてコメント
北条司先生の代表作のひとつ『キャッツ・アイ』が、1983年から1985年までのTVアニメ放送以来、約40年ぶりに新作アニメとして帰ってきました。
本作は「喫茶キャッツアイ」のオーナーである「来生瞳(CV:小松未可子)」「来生泪(CV:小清水亜美)」「来生愛(CV:花守ゆみり)」が、「怪盗キャッツアイ」として美術品を華麗に盗む姿や、刑事「内海俊夫(CV:佐藤拓也)」との恋愛模様を描いた作品です。
原作者の北条さんは本作について「今回の新作はより原作に近い形で、これまで登場しなかった『ねずみ』こと『神谷』も活躍します。彼は『シティーハンター』の冴羽リョウのベースになったキャラクター。『シティーハンター』のファンの方々には、リョウの原点ともいえる彼の姿をぜひ楽しんでいただきたいですね」と言及しており、放送前からファンの期待値が高まっていました。
アニメ『キャッツ・アイ』は、「Disney+ (ディズニープラス)」の「スター」で前編となる第1話から第6話が9月26日から10月31日まで、後編となる第7話から第12話が12月26日から2026年1月30日まで、毎週1話ずつ順次配信されています。
●あの前代未聞のセクハラキャラはどうなる?
昨秋リメイク放送され話題となったアニメ『らんま1/2』(原作:高橋留美子)は、いよいよ第2期に突入します。本作は、修行中にかかった呪いで水をかぶると女性に変身する体質になった「早乙女乱馬(CV:山口勝平)」が、許嫁の「天道あかね(CV:日高のり子)」や個性豊かな仲間たちと繰り広げるドタバタ格闘コメディ作品です。
第1期の放送前は、物語展開や描写に関して心配する声が多くありましたが、ふたを開けてみるとコンプライアンスに配慮した演出が施され、原作に忠実な物語構成で幅広い層から好評を集めました。
しかし、第2期ではセクハラキャラの「八宝斎(CV:井上和彦)」の登場が発表され、時代に即したどのような描かれ方になるのか再び注目されています。無差別格闘流の開祖で物語でも重要なポジションを担っているだけに、「令和の八宝斎」に目が離せません。
アニメ『らんま1/2』は、日本テレビにて10月4日より毎週土曜日24時55分から放送開始予定です。
※『キャッツ・アイ』の「・」は「黒いハート」が正しい表記
※日高のり子さんの「高」ははしごだかが正しい表記
(LUIS FIELD)