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「PVの再生回数」がすごい、新作夏アニメ3作 放送前なのに「衝撃展開にゾクゾク」?

2025年春アニメが中盤を過ぎ、早くも夏アニメの時期が近づいてきました。さまざまなビッグタイトルが放送される2025年夏アニメのなかには、YouTubeで公開されたPVが100万再生を超した新作アニメもあります。

ほのぼのとした展開にならない、子供たちの物語

TVアニメ『光が死んだ夏』キービジュアル (C)モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会
TVアニメ『光が死んだ夏』キービジュアル (C)モクモクれん/KADOKAWA・「光が死んだ夏」製作委員会

 早くも夏アニメの時期が近づいてきました。2025年夏にスタートするアニメ作品は、『地獄先生ぬ~べ~』や『その着せ替え人形は恋をする』Season 2などビッグタイトルの放送が注目を集めていますが、初のアニメ化となった作品のなかでも、現時点ですでにPVの再生回数が100万回をこえるほど盛り上がりを見せている作品があります。

●『タコピーの原罪』

『少年ジャンプ+』で連載されていた、タイザン5さんのマンガが原作のアニメ『タコピーの原罪』は、地球へ来訪したハッピー星人「タコピー(CV:間宮くるみ)」が、複雑な事情を抱える少女「しずか(CV:上田麗奈)」の笑顔を取り戻すために奮闘する物語です。

 かわいい絵柄からは想像もできない衝撃の展開が話題を呼び、『少年ジャンプ+』で最終話が掲載された際は、同アプリ初となる300万閲覧を達成しました。また、さまざまな漫画賞にもノミネートされ、「このマンガがすごい!2023」オトコ編では3位に選出されています。

 それだけの話題作ともあり、アニメの特報PVは170万再生(2025年6月18日現在)を突破しています。特に、原作に寄せた絵柄や、タコピーとしずかの声優がボイスコミックから続投されることに、ファンからは喜びの声があがり、アニメに期待を寄せるファンも多いようです。

 アニメ『タコピーの原罪』は、地上波での放送は予定されておらず、6月28日より毎週土曜0時から全6話がNetflixやABEMAほか、各プラットフォームにて配信されます。

●『光が死んだ夏』

「このマンガがすごい!2023」オトコ編で1位に選出されたモクモクれんさんのマンガ『光が死んだ夏』も、この夏にアニメ化されます。

 ある日、「辻中佳紀(CV:小林千晃)」(以降、よしき)は、幼なじみの「光(CV:梅田修一朗)」が行方不明になって戻ってきて以来、別の「ナニカ」に代わったことに気付きます。よしきは恐怖するも光が死んだことを悟り、「ナニカ」を受け入れて元の日常を過ごそうとするのです。しかし、時を同じくして、彼らの暮らす集落で奇怪な事件が起こり始めます。

 メインPVは120万再生(2025年6月18日現在)を突破し、爽やかな夏に忍び寄るおどろおどろしい雰囲気の作画や、声優陣らの自然な三重弁に、原作ファンから好評の声が絶えません。ほかにも、メインPV第2弾では多くの読者が戦慄した「く」の形をした怪異が描かれており、「映像化されてより怖さが増している」と恐怖する声も見られました。

 TVアニメ『光が死んだ夏』は、7月5日(土)24:55より日本テレビ系にて放送されます。

●『薫る花は凛と咲く』

 TVアニメ『薫る花は凛と咲く』(原作:三香見サカ)は、底辺男子校「千鳥高校」に通う「紬凛太郎(CV:中山祥徳)」と、千鳥を嫌うお嬢様校「桔梗女子」に通う「和栗薫子(CV:井上ほの花)」を中心に、ふたりの恋愛模様や友人らとの友情が描かれます。

 本作のアニメ制作は、美麗な作画で知られるCloverWorksが手がけており、ファーストPVは原作に忠実な美しい作画が話題を呼び、230万再生(2025年6月18日現在)を突破しています。また、本PVでは「青のすみか」でブレイクしたキタニタツヤさんの新曲「まなざしは光」がOPに決定し、原作ファン問わず多くの人から期待の声があがっていました。

 TVアニメ『薫る花は凛と咲く』は、7月5日土曜日24:30よりTOKYO MXやBS11などで放送されます。

(LUIS FIELD)

【画像】えっ、モデルさんヤバいよ! これが不穏な『タコピーの原罪』ぬいぐるみです(8枚)

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LUIS FIELD

マンガやアニメをこよなく愛するライターが多く在籍する編集プロダクションです。幅広い年代が所属し、レトロ系から新作までおさえた「語りたくなる」記事を心がけています。