タレントと次々コラボ! 昭和懐かし「タレントゲーム」の価格が今も変動するワケ
「10代の若い子たちに挑戦状を出したい」
なんだかビミョー空気になったので、記者は話題を変えることに。「私見丸出しで構いません!」と、北林さんにお勧めのタレントゲーム3本を挙げてもらいました。
1本目はこれ。今では映画監督として世界中から賞賛を集める北野武さんをフィーチャーした、『たけしの挑戦状』(1986年)です。主人公が南の島に眠っているお宝を探しに行くという内容でした。

「このゲームは難しすぎ、理不尽ゲームの最高峰っすよ! 当時、周りでクリアした人は誰もいなかったですし。攻略本を見ても分からないって、どんだけ難しいんだよっていう(笑)。今のゲームと違って、ファミコンゲームは基本、ゲーム内容の説明が少ないので、それも難しさに拍車をかけています。
当時、たけしさんが『やりたいことを全部詰め込んだ』というようなことを言ってましたが、まさにそう。詰め込み過ぎてカオス状態(笑)。その分、何度も挑戦したくなるんですけどね。このゲームを誰に勧めたいかって? そうですねぇ、10代の若い子たちかな。『人生は自分の思い通りにならない』ってことを知ってもらうには、一番のゲームだからです!」
メイウェザーですら成し得なかった偉業
2本目は、ボクシングゲーム『マイクタイソン・パンチアウト!!』(1987年)。プレイヤーは主人公のボクサーを操作して、敵の動きを予測しながらスキを突いてパンチを打ち込み、敵をノックアウトさせるゲームです。ラスボスがプロボクサーのマイク・タイソンでした。












