80代祖母がハマったゲームに驚いた! 高齢者が連れている、強い「ミュウツー」
高齢者が「ミュウツー」をパートナーにする時代

高齢者とゲームとの距離をグッと近づけた背景には、まず、ゲームプレイヤーの高齢化があげられます。
たとえば、日本のRPGの金字塔『ドラゴンクエスト』は2021年に35周年を迎えました。 1986年に発売された『ドラクエI』を25歳でプレイしていた方なら、現在2022年、還暦を迎えています。仮に、『ドラクエI』を子供の頃にプレイしていたとしても、当時ソフトを買い与えてくれた親はもう高齢者と呼べる年齢となっているはずです。
TVゲームに寛容な高齢者が増えるほか、もちろん、技術進歩もゲームを全年代向けの娯楽へと、一般化させる一因となりました。
年々ゲーム性がアップデートされ、売上も右肩上がりの好調を見せているスマホ向けゲームアプリ『ポケモンGO』のメインユーザー層には、健康意識の高い中高年層も設定されています。
外出の機会を多く持てるほか、プレイにゲーム筐体を必要としない手軽さがプレイへのハードルを下げているため、シニア層からも支持が厚いのです。
事実、筆者も年配の方と「レイドバトル(共闘)」をした経験がありますが、その方のパートナーとして、鍛えられた「ミュウツー」が連れられていることも珍しくありません。それに対して、祖母の『ぷよぷよ』ほど驚かなかったのは、やはり、筆者のなかでも「ゲーム=子供の遊び」の認識が薄れつつあるからでしょう。
今後ゲーム業界は、メインユーザーである子供だけでなく、高齢者へのニーズも視野に入れる必要があることは言うまでもありません。 現代の日本では、高齢者のニーズに沿った、TVゲームとの付き合い方の多様な提案が進められていくのではないでしょうか。
(ふみくん)



