マグミクス | manga * anime * game

『ポケモンスナップ』発売から21年。写真撮影で癒された、ヒトカゲの仕草

「ヒトカゲホイホイ」で癒された火山ステージ

ヒトカゲは、初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場しているポケモン。画像は「モンスターコレクション EX EMC_16 ヒトカゲ」(タカラトミー)
ヒトカゲは、初代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場しているポケモン。画像は「モンスターコレクション EX EMC_16 ヒトカゲ」(タカラトミー)

 前述の通り、『ポケモンスナップ』のクリア目標は未発見のポケモンを撮影し、ゲーム内の図鑑を埋めることです。その過程をこなすためにも、オーキド博士から褒めてもらえるまで写真を撮り続ける日々が続きました。フレームの真ん中に大きく写るよう、出現タイミングを覚えて機械的にシャッター切る。ハイスコアが更新できなければ、それこそ何十回も同じコースをやり込みました。

 こうした遊び方も無論やり甲斐にあふれていましたが、何時間も継続するとさすがに疲れてしまいます。そんな時によく実践していたのが、火山ステージのお楽しみ”ヒトカゲホイホイ”(筆者命名)です。

 火山ステージには炎タイプのポケモンがたくさん生息しています。原理を説明すると、道中に出現するヒトカゲの興味を惹き、主人公の眼前までおびき寄せよう! というもの。

 まずヒトカゲの周囲へポケモンフード(ゲーム内アイテム)を投げ入れると、エサに喜んでこちらへ近づいてきます。そのまま大量のエサを投入することで、1匹、また1匹とヒトカゲが集合。最終的には6匹のヒトカゲが集まり、尻尾を振ったり、ピョンピョン飛び跳ねたりと、可愛らしい姿を披露してくれました。直接的にゲームクリアへ大きく近づく要素ではないものの、筆者を含め多くのプレイヤーに癒しを与えてくれたと記憶しています。

 命名こそしましたが、こうした遊びはヒトカゲ以外にも各ステージでさまざまなものが存在します。生息地の違いや特徴などの個々の生態を再現し、それらがゲームに上手く組み込まれていたからこそ、リアルなポケモンの仕草を垣間見ることができたのではないでしょうか。

 発売から21年経った今もなお根強い人気を誇る『ポケモンスナップ』。現在はバーチャルコンソール版で気軽にプレイできますが、いつか最新機種で生まれ変わった続編を遊びたいと強く願っています。

(龍田優貴)

1 2 3