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「自分の中のもの使った」イケメンだからこそ強烈になった実写化キャラ

マンガが原作の実写化作品は、ギャグキャラやクセ強めのキャラがどのように再現されるかも気になるところです。なかには、イケメン俳優がビジュアルはもちろん、身体を張った強烈な演技を披露し、注目を浴びたキャラがいました。

実写で自然な「キエエエッ!!」が聞けるなんて…!

2025年にディオールのビューティーアンバサダーになった吉沢亮さん
2025年にディオールのビューティーアンバサダーになった吉沢亮さん

 個性的なキャラが多く登場するマンガ作品は、実写化されるとその再現度に注目する人も多いでしょう。なかにはイケメン俳優の強烈な演技で、原作の「クセ強」キャラが高いクオリティーで再現された作品もありました。

●『ゴールデンカムイ』鯉登音之進 演:中川大志

 明治後期の北海道を舞台に金塊争奪戦を描いた『ゴールデンカムイ』(作:野田サトル)は、2024年1月に実写映画、同年10月にドラマがWOWOWで配信されました。

 ドラマ最終話で登場した中川大志さん演じる陸軍第七師団所属の少尉「鯉登音之進」は、剣術に優れた実力者でありながら、中尉「鶴見(演:玉木宏)」に心酔するあまり過激な行動に走るキャラです。

 褐色肌に個性的な眉毛を備えたビジュアルの完成度はもちろん、初登場シーンでのドヤ顔や、鶴見の写真を見つめながら浮かべる恍惚の表情など、中川さんの豊かな表現力がキャラの存在感を際立たせました。さらに、興奮時に飛び出す早口の薩摩弁や「キエエエッ!!」という「猿叫(えんきょう)」まで、原作そのままに再現し、圧巻の演技で視聴者を魅了しています。

 鯉登が乗り移ったかのような演技で、放送時は「様子のおかしいイケメンぶりが最高」「鯉登の絶妙な気色悪さが良い意味でそのままだった」など、感嘆の声が多く出ました。

 2026年3月13日には実写映画第2弾『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』が公開予定で、鯉登の活躍が期待されています。

●『斉木楠雄のΨ難』海藤瞬(演:吉沢亮)

 超能力を持つ主人公「斉木楠雄(演:山崎賢人)」が数々の災難に巻き込まれるギャグマンガが原作の、2017年の映画『斉木楠雄のΨ難』(原作:麻生周一)では、吉沢亮さんが中二病キャラのクラスメイト「海藤瞬」を演じました。海藤は陰謀論を阻止する使命を背負っていると豪語し、周囲から浮いた存在として描かれているキャラです。

 吉沢さんは、ひとつひとつが大げさで無駄の多い海藤の動作や、「海藤瞬は仮の姿」「正体はコードネーム『漆黒の翼』」といった痛々しい発言を、全力で演じきりました。初登場シーンでの大仰なポーズや、緊迫感ゼロの決めゼリフの連発など、原作の「痛い中二病」を忠実に再現しています。

 吉沢さんは完成披露試写会で 「自分のなかにあるものしか使ってない」と語っており、国宝級イケメンとして知られる彼がここまで振り切った演技を見せたことに、ファンからは「海藤くんの面白いトコはそこ!っていうツボをしっかり押さえてる」「98%の動きが無駄で笑い過ぎて窒息死する」と、数々の称賛の声があがりました。

●『銀魂』徳川茂茂(演:勝地涼)

 江戸時代末期が舞台のギャグマンガ『銀魂』(作:空知英秋)に登場する、江戸幕府の征夷大将軍「徳川茂茂」は、高貴な身分でありながら登場のたびにトラブルに巻き込まれ、笑いを生む人物です。実写版シリーズ2作目にあたる2018年公開の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』で、勝地涼さんが演じた茂茂は、キャバ嬢に扮した主人公「坂田銀時(演:小栗旬)」ら「万事屋」の一味に接待されます。

 王様ゲームの流れで、原作おなじみのブリーフ1枚となった「もっさりブリーフ姿」や全裸も披露しており、勝地さんの真顔で堂々とした所作が、より強烈な笑いを引き立てていました。「メイキング・オブ 銀魂2(メイキング&インタビュー):徳川茂茂篇」、「未公開映像&NGシーン集」に収録された場面の一部では映画の続きが描かれており、勝地さんはゲームの目的を達成するため全裸で江戸の街を全力疾走するという、体当たり演技を見せています。

 高貴な将軍としての凛々しさを失わず、真面目な表情でギャグを演じ切るギャップが観客の笑いを誘い、「キリッとした表情がおもろすぎる」「ある意味いちばんムズイ茂茂をあれだけ堂々と演じたのは素晴らしい」などの声があがりました。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」

(LUIS FIELD)

【画像】え…っ? 「振り切れすぎ」だろ コチラが「白髪」「中二病」がエグイ、8年前の吉沢亮さんの実写化キャラです

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