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『ワンピース』で再登場して盛り上がったキャラ4選 海兵もルフィの義兄弟も激熱!

ルフィが死んだと思っていた、もうひとりの兄

●冒険は終わっていなかった!ルフィの義兄弟・サボ

 第60巻で別れて第75巻で現れたサボも、再登場が盛り上がったキャラです。ルフィの幼少期の回想「ゴア王国編」で初めて登場したサボは、エース、ルフィと兄弟の杯を交わした義兄弟でした。

 10年前、エース、サボ、ルフィの3人は、「汚い」という理由だけで人間を焼き殺すような、腐った貴族が支配する国に住んでいました。貴族として生まれたサボは、自分が貴族の考えに染まってしまうことを恐れて、ルフィたちより一足先にひとり海賊旗を掲げて海に出ます。しかし、船出したばかりの彼の船は、天竜人の攻撃で沈んでしまいました。サボは救助され一命をとりとめていましたが、そのことを知らないエースとルフィは自由を求めて死んだサボを思い、「悔いなく生きる」ことを誓い合います。

 そんなサボの再登場は、王下七武海・ドフラミンゴとの戦いが描かれた「ドレスローザ編」でした。兄・エースの形見ともいえる「メラメラの実」が賞品の闘技会に出場していましたが、ルフィはドフラミンゴとの戦いに向かうために離脱します。そこでルフィに成り変わり、闘技会に出場したのがサボでした。

 再登場までにかかった巻数は15巻。他のキャラに比べると再登場までは早いですが、ルフィとの関わりも含めて期待値が大きかったので、大人になったサボが登場した瞬間は興奮した読者も多かったのではないでしょうか。しかし、登場シーンは少しだけだったので、本格的な活躍を早く見たいところです。

●ずっと俺たちの仲間……ネフェルタリ・ビビ

 第23巻でルフィたちと別れて第82巻で再登場した、アラバスタ王国の王女・ビビ。『ONE PIECE』屈指の名シーンも有名で、今でも人気があるキャラです。

 ルフィたちは「偉大なる航路(グランドライン)」に入ってすぐ、バロックワークス社に潜入し内情を探っていたビビと出会います。巨人島・リトルガーデン、ドラム島、そして、アラバスタ王国でのバロックワークス社の陰謀阻止。ルフィたちと数々の冒険をともにしたビビは、彼らの大切な仲間になっていきました。そしてバロックワークス社の陰謀を阻止した後、葛藤の末に冒険を終える決断をしたビビに、ルフィたちが黙って左手の仲間の証を掲げて見せる場面は、読み返すたびに胸が熱くなります。 

 そんなビビが再登場したのは、「ゾウ編」と「ホールケーキアイランド編」の間、「世界会議(レヴェリー)」の場面のことです。麦わら海賊団は2年間の修業を行い、容姿も大きく変化していますが、ようやく見られた2年後のビビも、可愛らしさを残しながら大人の女性に成長していました。扉絵や小さなコマだけの登場はあったものの、彼女の本格的な再登場までは、59巻という途方もない時間が空いています。

「世界会議」の後、ビビとサボは、何か大きな事件に巻き込まれたことが示唆されていますが、まだ詳細は描かれていません。心配な状況ですが、ルフィたちとの再会が見られる期待も膨らみます。

 他にも『ONE PIECE』には、まだまだ再登場して欲しいキャラがたくさんいます。皆さんが再登場を期待するキャラは誰でしょうか?

(SU_BU)

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