『ワンピ』悪魔の実、古代兵器、Dの一族… すべてに関わる「アラバスタ編」の見逃せない謎
なぜネフェルタリ家はポーネグリフを守るのか、守護神の能力は継承されているのか。Netflix実写版『ONE PIECE(ワンピース)』シーズン2始動を機に、アラバスタ王国に眠る「3つの大きな謎」を整理し、物語の核心へと迫ります。
かつての女王が世界の歴史を大きく動かしていた?

2026年3月10日より、マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』(作:尾田栄一郎)を原作とした実写ドラマがNetflixにて独占配信されます。配信が始まる、シーズン2「INTO THE GRANDLINE」で描かれると予想される「アラバスタ編」には、物語のカギを握りそうな「大きな謎」も残されています。どんな謎がいまだに解明されていないのでしょうか?
まず、とりわけ注目されているのが王族「ネフェルタリ家」のかつての女王「リリィ」の存在です。800年前に現在の世界政府を築いた20人の王のひとりで、他の王族が「聖地マリージョア」へ移住するなか、彼女だけはそれを拒否しました。その後、「空白の100年」以降の足取りは分かっておらず、行方は謎に包まれています。
彼女について最高権力者「イム」は、第1085話で、「ミス」によって古代の石碑「歴史の本文(ポーネグリフ)」を世界にばらまいた人物と語っていました。しかし、前国王の「ネフェルタリ・コブラ」により、彼女自身はネフェルタリ家に800年間短い「手紙」を代々受け継がせ、ポーネグリフを守るよう伝えていたことが分かっています。
さらに、コブラは死に際に「我々もDである」とセリフを残し、ネフェルタリ家が世界政府の天敵「Dの一族」であることも判明しました。世界政府を樹立した王族のひとりでありながら、敵対する者でもあるという、きわめて特殊な立場にあるといえそうです。
リリィの行方や行動にどのような意図があったのかは、いまだに謎のままです。物語では現王女「ネフェルタリ・ビビ」が世界政府に追われており、彼女を巡って新たな真実が発覚するかもしれません。
続いて、リリィの手紙の内容から浮かび上がるのが、古代兵器「プルトン」の在りかを示すポーネグリフの存在です。プルトンは島ひとつを消し飛ばすとされる強大な兵器で、かつて「王下七武海」のひとりだった「クロコダイル」が、その所在はアラバスタにあるものとして狙っていました。
その後、数百話を経てプルトンは考古学者「ニコ・ロビン」の解読により「ワノ国」にあることが判明しています。ポーネグリフ自体はワノ国の「光月家」によって作られたものですが、プルトンに関する石碑がなぜアラバスタで守られていたのか、またクロコダイルがその情報をどこで入手したのかなど、不可解な点は残ったままです。何より、鎖国国家であるはずのワノ国とアラバスタ王国にどのような関係があったのでしょうか。
一部読者の間では「リリィは光月家と裏でつながっていたのかも」「ネフェルタリ家が来るべき時に向けてプルトンを守るためでは」などの考察もあがっていました。
そして古い歴史を持つアラバスタ王国では「『悪魔の実』の能力の継承が行われているのでは?」という考察もあります。その根拠とされるのが、王国の護衛隊を務める「イヌイヌの実 モデル『ジャッカル』」の能力者「チャカ」と、「トリトリの実 モデル『隼(ファルコン)』」の能力者「ペル」の存在です。ジャッカルとファルコンはアラバスタの守護神とされており、実際に王国を守るふたりがそれらにちなんだ能力を持つことは「偶然とは言い難い」といわれています。
継承という点では、「黒ひげ海賊団」が行う能力者狩りのように、「悪魔の実」の能力者を殺して奪う以外に、「古来の技術が伝えられているのでは?」と推察する声もありました。その一方で、ジャッカルとファルコンのような「動物系」には意志が宿ることが分かっており、「それぞれの悪魔の実の意志でアラバスタにとどまり続け、守護神にふさわしい人物を選んでいるのでは?」という考察もされています。「悪魔の実」にまつわる神秘もアラバスタ王国には隠れているようです。
シーズン1では、原作では描かれなかったロジャーの処刑を見ていた人物の描写があり、話題になりました。シーズン2では、アラバスタにまつわる重要な情報が明かされるのではないか、と注目が集まっています。
(LUIS FIELD)

