前からあった説が本当っぽい? 『ワンピース』秘密を作者が「海底に沈める」意味深企画で考察白熱
2026年3月4日、『ONE PIECE』公式YouTubeチャンネル」にコミックス累計発行部数6億部突破を記念した特別動画が公開されました。作者の尾田栄一郎先生が書き記した「ワンピース」の真実は海の底に……。これには一体どんな意図があるのでしょうか?
やっぱりワンピースは「底」にある?

「おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやるぜ… 探してみろ この世の全てをそこに置いてきた」――。『ONE PIECE(ワンピース)』の始まりを告げる海賊王「ゴール・D・ロジャー」の伝説のひと言が、いま再び大きな注目を集めています。やはり結末は最初から決まっていたのでしょうか。
2026年3月4日、『ONE PIECE』公式YouTubeチャンネルにコミックス全世界累計発行部数6億部突破の記念企画として特別動画が公開されました。
動画は「ONE PIECEとは?」の一文から始まり、「物語がうごきはじめたときから、決まっていた答え。作者・尾田栄一郎の頭の中に存在し、書かれることのなかった秘密が、一枚の紙に書き記される。」というナレーションと共に、尾田先生が「ONE PIECEとは、そしてモンキー・D・ルフィは」と書いている様子が映し出されます。
その後、尾田先生は真実が書き記された紙を破り、下半分の紙片は宝箱のなかに入れられました。宝箱は潜水用耐圧ガラス球に封入され、物語のすべてが明らかになる日まで、どこかの海の奥深くで眠ることになるそうです。動画はすでに300万回以上再生されており、日本のみならず海外からも多くのコメントが寄せられています。
日本を代表する国民的作品らしいスケールの大きい企画ですが、どこか意味深な演出のような気もします。なぜ宝箱は、現実の「海底」に沈められたのでしょうか……。本編の「エッグヘッド編」で明らかになった、「世界は海に沈む」という事実を連想せざるを得ません。
作中では、天才科学者「ベガパンク」の全世界配信により、900年前から始まる「空白の100年」で世界が海に沈んでいたことが判明しました。どうやら、200mも水位が上がる前のかつての世界には、いくつかの大陸があったらしいのです。このことから「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」は、海の底にあるのではないかという考察がファンの間で大きな注目を集めました。
ワンピースがあるという島「ラフテル」が海底に沈んでいるのなら、そう簡単に辿り着けないのも納得できます。まだ全員の素性がちゃんと明らかになったわけではありませんが、「ロジャー海賊団」や「シャンクス」率いる「赤髪海賊団」に「悪魔の実」の能力者がいないように見えるのも、泳げなくなってしまう海の呪いを避けるためではないか、と考えられるのです。
そして極めつけは、ロジャーの始まりのひと言でした。ベガパンクの告発以降、ロジャーの「この世の全てをそこに置いてきた」は、「底(そこ)」に置いてきたという意味ではないかという考察が広がっています。
以前は否定派も少なくない説でしたが、これが記念動画の公開によって再注目されているのです。ワンピースの真実を書き記した「宝箱」を海底に沈める……これは作品世界の状況に、なぞらえているのではないかとも思えます。
ネット上でも「ロジャーが底と言ってたって説、当時は真に受けてなかったけど結構ガチだったのでは?」「やっぱりワンピースは底にあるのか……」「もうこれワンピースは海の底にあるの確定でしょ」などと、改めてロジャーの発言に注目する声が多く出ていました。
動画の最後は「旗なき海へ。」という一文で締めくくられており、これも何やら意味深です。旗といえば海賊旗や「世界政府」の旗を連想させますが、果たしてどんな意味があるのでしょうか。
現在「エルバフ編」では、数々の謎が明らかになっています。大いなる真実が解き明かされる日も、そう遠くはないかもしれません。
(ハララ書房)