フジテレビ発のウェブトゥーン「TOON8」、LINEマンガで展開 新IPの創出目指す
フジテレビ発の新Webtoonレーベル『TOON8(トゥーンエイト)』のお披露目イベントが、2026年6月5日にフジテレビ本社で開催されました。会場では第1弾作品『報復の暗殺人形(アサシンドール)』を参加者が一斉に読むウォッチパーティも実施されました。
複数のヒットメーカーが制作、LINEマンガで配信

2026年6月5日、フジテレビ本社1階・マルチシアターにて、「LINEマンガ」で新たに展開するWebtoon(縦読みマンガ)レーベル、「TOON8(トゥーンエイト)」のお披露目イベントが開催されました。「TOON8」とは、フジテレビがWebtoon業界のヒットメーカーであるナンバーナイン、フーモア、LOCKER ROOM、C-Routeとタッグを組み、オリジナルWebtoon作品を「LINEマンガ」で順次配信していく新レーベルです。
「TOON8」というレーベル名には、フジテレビを象徴する数字の「8」を掛け合わせ、末広がりの「8」のように物語の可能性を広げていくという意味が込められています。お披露目イベントには、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの海沼流星さん、ミュージシャンの虹色侍 ずまさん、声優・アーティストの降幡愛さんが登壇しました。
イベントでは、海沼さんが初めてプロデュースするBALLISTIK BOYZのニューシングルが「TOON8」の応援ソングに決定したことが発表されました。作詞を担当するのは、即興ソングなどで知られるずまさんです。海沼さんは、以前からSNSでずまさんの歌声や自由自在に歌詞を紡ぐ才能に注目していたといい、「この楽曲には絶対にずまさんの才能が必要だなって、熱望だったんです」と明かしました。
発表会場で一斉に「同時視聴」 感嘆の声続出

お披露目イベントでは、会場に集まった参加者が同時に『LINEマンガ』を開き、「TOON8」の第1弾作品『報復の暗殺人形(アサシンドール)』を一緒に読むという、「ウォッチパーティ」が実施されました。
参加者が無言で読み進めるなか、登壇者らからは「絵がすごい。かっこいいな」「スマホでサクサク読めるから、通勤通学に最適ですね」など、感嘆の声があがりました。
『報復の暗殺人形(アサシンドール)』の制作を担当したフーモアの今中プロデューサーも登壇し、同作の注目ポイントとして「圧倒的気持ちよさ」「主人公の壮絶なドラマ」「クレイジーな登場人物たち」の3点を挙げました。
今中プロデューサーは「Webtoonは短い時間でサクサクと読んで楽しむことがベースになっているので、1話ごと読み応えのあるように気持ちよさを作ることが大事」と述べ、「フジテレビさんとの企画なのでアニメ化できたらうれしい、アニメ化に耐えられる作品を目指した」とアピールしました。
フルカラー縦読みマンガのWebtoonは、スマートフォンで下へスクロールしながら読むことを前提に作られた、比較的新しいメディアです。2022年時点において、Webtoonが電子コミック市場の約1割の規模に達しているとの調査もあり、存在感を増しています。
「TOON8」の始動は、歴史あるコンテンツメーカーであるテレビ局発のオリジナルIPを『LINEマンガ』を通じて読者に届けていく新たな試みで、今中プロデューサーが言うように、国内外をターゲットとしたアニメ化なども視野に入っていると考えられます。「TOON8」の作品は今後、第2弾『刀神ハイスクール』、第3弾『人質妻は離婚したい』、第4弾『対価を払ったら未来が変わりました』の配信が予告されています。
※「TOON8」第1弾『報復の暗殺人形(アサシンドール)』は、マンガアプリ「LINEマンガ」で先行配信中です。
(レトロ@長谷部 耕平)




