鈴木亮平主演で描く「シティーハンターらしさ」 ファン目線で続編に期待したいものは
Netflix実写『シティーハンター2』の始動が発表され、続編への期待が高まっています。鈴木亮平さんが掲げた「もっともシティーハンターらしいシティーハンター」について、原作ファンの視点から改めて考えました。
前作が証明「実写の可能性」 続編で観たいものは?

Netflix映画『シティーハンター2』の始動が発表されました。特に目を引くのは、主演の鈴木亮平さんによる「ザ・シティーハンター」とも呼ぶべき「もっともシティーハンターらしいシティーハンター」をお届けします、という宣言です。
前作は「冴羽リョウ」と「槇村香」(演:森田望智)の出会いを中心とした物語の導入が高く評価されました。だからこそ続編では、原作ファンが長年愛してきたキャラクターや名場面が、どこまで描かれるのかに期待が集まります。
そこで今回は、続編でぜひ実写化してほしい展開を、ファン目線で挙げてみます。
※本記事には原作マンガ『シティーハンター』(作:北条司)の内容に基づいた若干のネタバレが含まれます。ご留意ください。
●超絶ガンアクションと寝取られハラハラ展開
続編でぜひ観たいキャラクターのひとりが、「ミック・エンジェル」です。ミックはリョウのアメリカ時代の相棒であり、アメリカNo.1のスイーパー。そもそも「シティーハンター」のコードネーム自体、ふたりがコンビを組んでいた頃に使っていたものです。
そのミックとリョウが再会早々、あいさつ代わりに撃ち合う場面は『シティーハンター』屈指の名ガンアクションシーンといえます。原作でもインパクトを放つこの対決は、映像映えという意味でも続編向きでしょう。
また彼にはターゲットの恋人の心を奪ってから殺すというポリシーがあり、リョウと香の関係に緊張感をもたらします。新型エンジェル・ダスト(麻薬)によって凶暴化させられて激闘を繰り広げる展開もあるので、まさに映画向きの人物ではないでしょうか。
ミックは『シティーハンター』のメインシナリオである「ユニオン・テオーペ」との関係やリョウの過去に近い人物です。彼を中心にすればユニオンの首領でリョウの育ての親である「海原神」もムリなく登場でき、なによりユニオンの拠点に殴り込むシーンで「海坊主」の出番も生まれます。
●海坊主登場でアクションと火薬を大増量!
もうひとり登場を期待したいのが「海坊主(ファルコン)」こと「伊集院隼人」です。彼のアイコンはスキンヘッドにサングラス、そして屈強な体格を包む迷彩服、スマートなアクションをこなすリョウはまさに都会の狩人ですが、海坊主のアクションはまるで戦場映画といえます。
RPG-7 対戦車ロケットやM20 スーパーバズーカ、重機関銃を使って大暴れするシーンはぜひとも観たいところ。また武器をフル装備した海坊主が、巨体を縮めてリョウの愛車である「クラシック・ミニ」に乗り込む場面が描かれれば、ファンにはたまらないでしょう。
●歌舞伎町の猥雑さとユーモア
そして、前作に続き「どこまでおバカをやってくれるのか」という期待です。
上述したミックは、リョウと組んでいただけあって女好きで、香に夜這いをかけようとして縛られるギャグシーンもあります。そのような彼が登場することで、あの独特の「おバカっぽさ」も加速するでしょう。
リョウとミックが連れ立って夜の街を歩き回ってナンパしたりもっこりダンスを披露したりするも、香がそこに100tハンマーでツッコミを入れる。そのようなやり取りはシリアスな展開のなかにも、ほどよい抜け感を与えてくれるはずです。
●シティーハンターらしさ、とはなんだろう?
改めて、「シティーハンターらしさ」とはなんなのでしょうか。
それは新宿というパワフルで雑多な街の空気と抑制の効いたお色気要素、そして熱い人情とガンアクション。これらの要素が絶妙なバランスで同居していることではないでしょうか。
前作はその難しいバランスを見事に実写へ落とし込みました。だからこそ続編では、そこからさらに一歩踏み込み、原作ファンが待ち望んでいるキャラクターや名場面をどう描くのかが大きな焦点になります。
ミックの登場でリョウの過去に迫るのか。海坊主の参戦でアクションのスケールを広げるのか。2027年の公開に期待です。
※冴羽リョウの「リョウ」は、正しくは「けものへん+うかんむりなしの寮」。
(レトロ@長谷部 耕平)










