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出番は数話だったのに…まさかの主人公に!? 原作からの“躍進”止まらなかった、衝撃展開3選

マンガや小説を実写化する際には、原作を大きく改変されることがあります。ときに原作ではそこまで活躍しなかったチョイ役がメイン級の存在へ昇格することもあり、その変化に驚いた原作ファンも多いのではないでしょうか。

とんでもない出世コースを歩む、原作のチョイ役たち

2005年に放送された、主演は篠原涼子、共演に赤西仁、ともさかりえなど、豪華キャストがそろった話題作。画像は『anego(アネゴ)』DVD-BOX(VAP) (C)NTV
2005年に放送された、主演は篠原涼子、共演に赤西仁、ともさかりえなど、豪華キャストがそろった話題作。画像は『anego(アネゴ)』DVD-BOX(VAP) (C)NTV

 マンガや小説を実写化するにあたって、原作キャラクターが思わぬ出世を遂げることがあります。わずかな出番しかなかった人物がメイン級の存在に昇格し、作品の人気を支えるケースも少なくありません。

『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品にして、2020年に実写ドラマ化された『岸辺露伴は動かない』(作:荒木飛呂彦)は、まさにその一例です。天才漫画家「岸辺露伴(演:高橋一生)」の担当編集者「泉京香(演:飯豊まりえ)」は、もともと原作マンガでは「富豪村」編にしか登場しないキャラクターでした。

 対して実写ドラマ版の泉は、メインヒロインとして存在感を発揮しています。原作同様「富豪村」で初登場するものの、その後も露伴の良き相棒として数々のエピソードに関わっていきました。劇場版『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』『岸辺露伴は動かない 懺悔室』にも登場したほか、2026年5月には、泉を主人公に据えた完全オリジナルドラマ『泉京香は黙らない』まで放送されています。

 そうした影響は原作マンガにも及び、実写シリーズ開始以降の原作エピソードにも泉が登場するようになりました。ネット上でも「泉京香がとんでもない出世コース歩んでる(笑)」などの声があがっています。

●原作後半の登場キャラ→主人公に!?

 三浦しをん先生の大ベストセラー小説『舟を編む』(光文社)にも、実写ドラマ化を経て「大出世」を遂げたキャラクターが存在しました。辞書編纂をテーマとした本作は、もともと玄武書房の営業マン「馬締光也」が辞書編集部に迎えられ、編纂メンバーとして辞書作りに励む物語です。

 松田龍平さん主演の実写映画や2016年に放送されたTVアニメ版は、原作同様に馬締を中心とした物語が展開されました。一方、実写ドラマ版『舟を編む ~私、辞書つくります~』は、原作後半から登場する新入り社員「岸辺みどり(演:池田エライザ)」が主人公に据えられています。アニメでは第8話からの登場で、実写映画でも脇役寄りのポジションだっただけに、驚いたファンも少なくなかったはずです。

 とはいえ辞書作り初心者の岸辺が、「馬締(演:野田洋次郎)」ら編纂メンバーに感化されながら徐々に仕事へ熱を注いでいく姿は、多くの共感を集めました。原作や映画にはなかったコロナ禍を取り上げるなど、時代に即したオリジナリティーも加わっており、原作ファンからも「良すぎる原作改変」「原作読んでるのにここまで楽しめるのすごい」などと好評を博しています。

●実は出番が少なかった“平成のメロ男”

 チョイ役から大出世した人物は、女性キャラに限りません。林真理子先生の恋愛小説『anego』(小学館)は、仕事や恋に悩むアラサーOLを主人公にした物語で、2005年に篠原涼子さん主演で実写ドラマ化されました。

 ドラマ版は30代女性の抱える悩みや不安を描きつつ、主人公「野田奈央子(演:篠原涼子)」と新入社員「黒沢明彦(演:赤西仁)」のオフィスラブが主軸に置かれています。特に赤西仁さんの甘いマスクで体現された黒沢は、年下男子の破壊力そのものといえる存在でした。当時リアルタイムで見ていた視聴者の多くが、彼の一挙手一投足に心を揺さぶられたのではないでしょうか。

 対して原作における黒沢は、奈央子と肉体関係を持つ男性のひとりに過ぎません。どちらかというと奈央子と不倫関係になる「沢木翔一(演:加藤雅也)」のエピソードが中心で、黒沢は最終的に学生時代から付き合っていた恋人と結婚し、終盤ではほとんど登場しなくなります。ややダメ男感のある黒沢もそれはそれで魅力的ですが、ドラマ版のようなメロ男にはならなかったでしょう。

(ハララ書房)

【画像】え、「52歳とか信じられない…」こちらがビジュアル変わらない、「篠原涼子」さんの現在の姿です(4枚)

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ハララ書房

エンタメ記事専門の編集プロダクション。漫画・アニメ・ゲームはもちろん、映画やドラマ、声優にも精通。メイン・サブを問わず、カルチャーの最前線を追いかけていきます。

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