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原作者も驚いた、「再現しすぎ」なマンガ実写化キャラ 「美しすぎて大笑いした」の声も

実写化作品において、高い演技力によってキャラクターに命を吹き込み、原作ファンをうならせた俳優たちがいます。なかには原作者本人が「そっくりすぎて驚いた」と太鼓判を押したケースもあり、その再現度の高さは多くのファンから高く評価されました。

視聴者も「これはモテる」と絶賛?

『ハチミツとクローバー』で多くの原作ファンを虜にした堺雅人さん(2017年10月、時事通信フォト)
『ハチミツとクローバー』で多くの原作ファンを虜にした堺雅人さん(2017年10月、時事通信フォト)

 マンガ原作の実写化作品では、キャラクターを演じる俳優の再現度が話題になることも少なくありません。これまで多くの俳優が人気キャラに挑戦してきましたが、なかには原作者本人も絶賛するほどのハマり役を見せたケースもありました。

 2006年公開の映画『ハチミツとクローバー』は、羽海野チカ先生による人気マンガを原作とした青春群像劇です。美大を舞台に、全員が片思いという甘酸っぱい恋愛模様が丁寧に描かれ、公開当時から多くのファンの心をつかみました。

 なかでも、美術史の教師「花本修司」を演じた堺雅人さんの演技は、現在もファンから高く評価されています。修司は天才少女のヒロイン「花本はぐみ(演:蒼井優)」の保護者的存在であり、無造作な髪型にタバコをくわえた少しとぼけた雰囲気と、時折見せる温かく柔らかな笑顔が印象的なキャラです。

 映画では、そんな修司の魅力を堺さんが見事に表現しました。特に学生たちを見守る優しさや包容力を自然に演じており、ファンの間では「気怠いメロい雰囲気に魅了された」「堺さんの花本先生はモテる」といった声もあがっています。

 また、原作者の羽海野先生は、過去にX(旧Twitter)で自身の作品に限らず堺雅人さんのキャスティングを望む投稿をしています。そのことからも、堺さんへの高い評価がうかがえます。

 堺さんは2026年7月から放送予定の大ヒットドラマ『VIVANT』続編への出演も控えています。今後もその高い演技力で多くの視聴者を魅了してくれそうです。

「そこまで似せなくても…」原作者も驚いたキャスティング

 2019年にテレビ東京系で放送されたドラマ『きのう何食べた?』は、よしながふみ先生によるマンガを原作とした作品です。料理上手で節約家な弁護士の「筧史朗(通称:シロさん)」と、その恋人で人懐っこい美容師「矢吹賢二(通称:ケンジ)」の日常や食卓を温かく描き、人気を集めました。

 本作は、シロさんを西島秀俊さん、ケンジを内野聖陽さんが演じたことでも話題となりました。西島さんは几帳面で少し見栄っ張りなシロさんを、内野さんは愛情表現が豊かで、しなやかな仕草が印象的なケンジを自然に演じており、その再現度の高さは原作ファンからも高く評価されています。

 視聴者からは本作について「ケンジのかわいさがたまらない」「ほっこりしながらも飯テロ作品でもあり、癒しもあって大渋滞」といった声があがりました。ドラマは2シーズンが制作され劇場版も公開されるなど、多くのファンに支持された実写化作品といえるでしょう。

 特に、内野さんはドラマ『JIN-仁-』で「坂本龍馬」役、ドラマ『ブラックペアン』では世界的権威の心臓外科医「佐伯清剛」役など、重厚で男らしい役柄の印象が強かったこともあり、本作で見せたコミカルな演技に新鮮さを感じた視聴者も多かったようです。

 原作者のよしながふみ先生も当時、本作のドラマ化について「『実写なんだし、何もこんなに似せなくても……』と思うぐらい、そっくりです! 本当にびっくりしました!」とコメントを寄せ、その再現度の高さに驚きを隠せない様子でした。

レジェンド漫画家(原作者)も認める、圧倒的存在感

 東京都民から虐げられる埼玉県民の解放を目指す壮大な物語を描いた映画『翔んで埼玉』(原作:魔夜峰央)は、2019年に公開され、2023年には続編も公開された人気作品です。架空の日本を舞台に、端々に「埼玉ディス」が盛り込まれたギャグ要素が人気を博しました。

 名門校「白鵬堂学院」の生徒会長「壇ノ浦百美(演:二階堂ふみ)」や、都知事「壇ノ浦建造」の執事「阿久津翔(演:伊勢谷友介)」など個性的なキャラが多く登場するなか、GACKTさんが演じたアメリカ帰りの転校生「麻実麗」は、ひときわ強い存在感を放っていました。

 本編では貴族を思わせる紫色の衣装に身を包み、原作さながらの強烈な存在感で埼玉差別撤廃を先導する姿が描かれました。ファンからは「がっくんの色気やばいし、何させとんねんのシーンは大笑い」「GACKT様と伊勢谷さんのキスシーンが美しすぎた」といった声もあがり、作品を象徴する存在として強い印象を残しています。

 また、原作者の魔夜先生は、2019年の「タウンニュースWebサイト」インタビューでGACKTさんについて「この作品自体が大きな嘘。その主役をはるのは、CGみたいな存在のGACKTじゃないとだめだった」とコメントしており、そのキャスティングを高く評価していたことがうかがえます。

(LUIS FIELD)

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LUIS FIELD

マンガやアニメをこよなく愛するライターが多く在籍する編集プロダクションです。幅広い年代が所属し、レトロ系から新作までおさえた「語りたくなる」記事を心がけています。

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