44周年『スペースインベーダー』世代じゃなくてもハマる中毒性の理由とは?
シューティングゲーム『スペースインベーダー』が、2022年6月18日で誕生から44周年を迎えました。同シリーズは昭和から令和の今もなおシリーズ展開が続くゲーム市場の巨人。シンプルゆえに世代をこえて通用する名作の魅力を改めて振り返ります。
1978年に生まれ、いまだに新作がリリースされる『スペースインベーダー』

アーケードゲームや家庭用ゲームを含むゲーム市場の歴史において、タイトーが開発した『スペースインベーダー』はまさしくゲーム史の生き証人と言える存在です。今回は同作の生誕44周年を祝うべく、世代をこえて語り継がれる『スペースインベーダー』の魅力をお伝えします。
1978年6月にタイトーが発表した『スペースインベーダー』は、遠い彼方からやって来た侵略者(インベーダー)を撃退するシューティングゲームです。プレイヤーは画面下の自機をコントロールし、画面上から押し寄せるインベーダーに向かってショットを発射。見事インベーダーに命中すると撃破となり、画面内のインベーダーを全滅させると次のラウンドへ進むことができます。
同作はアーケードゲームとして誕生した後に全国各地で大ブーム化。『スペースインベーダー』の筐体が大量に置かれた専門店(いわゆるインベーダーハウス)が出現したほか、ブームに伴って熟練プレイヤーたちによる「名古屋撃ち」や「レインボー」といった有名テクニックも発明されました。また、同作の流行を追うべく各メーカーからさまざまな類似作品も登場。こうした経緯を踏まえ、『スペースインベーダー』は後続のビデオゲームに多大な影響を与えるとともに、令和を迎えた現在もなおシリーズ展開が続いています。