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倉田雅弘の記事一覧

  • 漫画『AKIRA』で描かれた「2019年の東京」の正体とは? 斬新だった「未来」の世界観

    2020.02.27

    「東京五輪開催を予言していた」とネット上で話題になり、東京の再開発をテーマにしたNHKのスペシャルシリーズ『東京リボーン』に大友克洋氏らが参加するなど、いまなお注目を集めるマンガ『AKIRA』。そこで描かれている「未来」とは、どんなものだったのでしょうか。連載当時から同作を読んでいたライターの倉田雅弘さんが語ります。

  • 『ドラえもん』新作映画が今も続く、深いワケ。作者の死後に見つかった「メモ」には…

    2020.01.25

    1996年9月23日、原作者の藤子・F・不二雄先生が亡くなった時、『ドラえもん』も終わりを迎えるはずでした。ではなぜ、今も新作映画が作り続けられるているのでしょうか。最後のチーフアシスタント、むぎわらしんたろう先生による『ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~』と、その周辺の発言からその事情を解説します。

  • 『ドラえもん』50周年に読みたい、連載当時の「まいっちんぐ」な裏事情

    2020.01.22

    2020年に連載50周年を迎えた『ドラえもん』の連載初期、『まいっちんぐマチコ先生』のえびはら武司先生が同作のアシスタントを務めていました。アシスタントの視点で見た、当時の藤子不二雄先生と『ドラえもん』の裏事情とは?

  • 注目の『ドラえもん』連載第1話、その裏で作者が置かれていた「逆境」とは

    2019.12.24

    23年ぶりに発売されたてんとう虫コミックス『ドラえもん』の新刊“0巻”が、各書店で品切れを起こすほどの大ヒットとなっています。同書に掲載された6種類の「幻の1話」は見どころが満載ですが、それらの「第1話」が描かれた当時、作者の藤子・F・不二雄先生が置かれていた状況は、実は決して順調とはいえないものでした。

  • 問題作『ルパン三世 GREEN VS RED』が追求した、「真のルパン像」とは

    2019.12.06

    緑ジャケットのルパンと赤ジャケットのルパンが、真のルパンの座を賭けて対決する『ルパン三世 GREEN VS RED』(2008年)。シリーズ40周年を記念して制作された本作は、今なおファンの間で物議をかもし、異色を放っています。そして、名作と名高い『カリオストロの城』との意外なつながりも……? 2019年12月6日公開の映画『ルパン三世 THE FIRST』の予習にどうぞ。

  • 【ルパン三世】宮崎駿監督の影響も…時代を反映した3つの「ルパン像」とは

    2019.11.22

    時には非常な大泥棒、時には一国を相手にお姫様を救う義賊。一見、相反する性格を内包するルパン三世のキャラクター像は、どのように作られていったのでしょうか。現在広く知られる「ルパン像」には、宮崎駿監督の『カリオストロの城』の影響が大きいですが、最初のアニメ第1シリーズのルパンは、それとは大きくかけ離れた人物像でした。