長野辰次の記事一覧
長野辰次
フリーライター。映画、アニメ、小説、マンガなどのレビューや作家インタビューを中心に、「キネマ旬報」「映画秘宝」などに執筆。現在公開中の『八犬伝』(キノフィルムズ配給)の劇場パンフレットなどにもレビューを寄稿している。
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『サイボーグ009』の名作「太平洋の亡霊」 ゼロ戦や戦艦大和が蘇り、米国を襲う怪事件に息を呑む!
2024.08.09『仮面ライダー』と並ぶ、漫画家・石ノ森章太郎氏の代表作『サイボーグ009』は、2024年で生誕60年を迎えました。1968年に放映されたTVアニメの第1シリーズがYouTubeで無料配信されるなど、再評価が高まっています。終戦記念日が近いこの時期、ぜひチェックしておきたいTVアニメの名作エピソード「太平洋の亡霊」を紹介します。
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BS12で「劇場版スラムダンク4作品一挙放送」 『FIRST』から消えたギャグ要素が懐かしい
2024.07.27漫画家・井上雄彦氏の大ブレイク作といえば、高校バスケットボールの世界を描いた『SLAM DUNK』です。主人公である桜木花道の成長ぶりと同時に、井上氏の画力も目覚ましい進化を遂げていきました。その一方、消えていったのがギャグ要素です。バスケの常識にとらわれない、桜木の破天荒さが笑いを呼んだ旧劇場版四部作を振り返ります。
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マンガ版『キカイダー』、TV版と違う衝撃の最終回 石ノ森章太郎が描き続けた不完全な主人公像
2024.07.271972年~73年の土曜日の夜8時台は、石ノ森章太郎原作の特撮ドラマ『人造人間キカイダー』、永井豪原作のTVアニメ『デビルマン』が続けて放映されました。どちらも原作マンガは、TV版と違って超シリアスな結末でした。今回はマンガ版『キカイダー』の衝撃的だったエンディングを振り返ります。
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『サイボーグ009』最終回はどうなった? 「マンガ史上最高」と「賛否分かれる」2つのエピソード
2024.07.07石ノ森章太郎氏のSFマンガ『サイボーグ009』は、2024年7月で生誕60年を迎えます。世界平和のために戦い続ける「009」たちサイボーグ戦士の物語は、幅広い世代に読み継がれてきました。「マンガ史上最高の最終回」とも評される『サイボーグ009』の人気エピソード「地下帝国ヨミ編」の最終話と、今なお賛否を呼ぶ「天使編」を振り返ります。
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令和6年6月6日は「恐怖の日」 伊藤潤二『うずまき』ほかレジェンドホラー作家原作の実写版
2024.06.066月6日は「恐怖の日」とされています。そんな「恐怖の日」を楽しみたい人に、おすすめの実写映画を紹介します。世田谷文学館で個展が開催中の伊藤潤二氏、民俗学や考古学をモチーフにした『妖怪ハンター』で知られる諸星大二郎氏、そして「ホラーマイスター」こと楳図かずお氏、それぞれの人気マンガが原作の鳥肌級の実写映画です。
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マンガ原作者・梶原一騎氏の生涯 貧困、暴力…濃厚な「昭和」を描く
2024.05.28マンガ原作の第一人者として知られる梶原一騎氏は、『巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』など数々の名作マンガを生み出し、高度経済成長時代の日本に「スポ根」ブームを巻き起こしました。しかし、スキャンダルをきっかけに、その名声は瞬く間に失われてしまいます。伝説となっている梶原氏の濃厚な生涯を検証します。
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『007は二度死ぬ』の浜美枝&若林映子 異なる魅力を放つWヒロインの源流に
2024.05.19浜美枝さんと若林映子さんといえば、『007は二度死ぬ』でボンドガールを演じたことで知られています。東宝の専属女優だった浜さんと若林さんは、東宝の特撮映画にも出演しています。Amazon Primeビデオで視聴できる『キングコング対ゴジラ』や『三大怪獣 地球最大の決戦』など、その美しさが堪能できる人気作を振り返ります。
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東宝特撮映画のヒロイン・水野久美 妖艶なほほえみは子供にトラウマも残す
2024.05.12「美女と野獣」という言葉がありますが、怪獣映画にも美女の存在は欠かせません。美人女優として海外でも人気を博し、今も現役で活躍を続ける水野久美さんが、とりわけ強いインパクトを残したのは東宝の特撮映画でした。水野さんが「妖婦」的な魅力を大いに発揮した『怪獣大戦争』や『マタンゴ』などの人気作を紹介します。
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昭和だとしても「アウト」! 『宇宙戦艦ヤマト』西崎義展氏の不適切すぎた生涯
2024.05.06マンガやアニメの黎明期だった「昭和」時代には、現在の常識では考えられないような逸話を残すクリエイターたちが存在しました。常識にとらわれないがゆえに、大ヒットを生み出すことに成功したレジェンドたちです。『宇宙戦艦ヤマト』のヒットメーカーだった西崎義展プロデューサーの、破天荒な生涯を振り返ります。
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アニメ「1980年の変」? 富野監督の暗黒面が発動、宮崎監督は偽名に
2024.05.03『機動戦士ガンダム』でアニメ界の新時代を切り開いた富野由悠季監督は、続く『伝説巨神イデオン』で商業アニメの限界に挑むことになります。アニメ界の二大巨匠、宮崎駿監督と富野監督にとって、1980年は「エアポケット」に入ったような状況でした。『ルパン三世』第2期の最終回が放映されるなど、アニメ史において実に興味深い1年です。