『ドラゴンボール』16号の死で悟飯が覚醒した理由 接点がないのにナゼ?
孫悟飯が人造人間16号の死によって「超サイヤ人2」に覚醒するシーンは、『ドラゴンボール』の名シーンのひとつです。しかしネット上では「16号とあまり接点なかったのになんで覚醒できたの?」という声が。そこで今回は、なぜ16号の破壊が悟飯の覚醒につながったかを検証します。
なぜ悟飯は人造人間16号の死で覚醒したのか?
孫悟空の息子、孫悟飯が超サイヤ人2に覚醒するシーンは『ドラゴンボール』の名シーンのひとつ。悟空や仲間たちがセルジュニアにいたぶられるなか、セルが人造人間16号を踏み潰したことで悟飯は超サイヤ人2になりました。これはセルを倒す重要な転換点となるシーンです。しかしネット上では「16号とあまり接点なかったのになんで覚醒できたの?」という疑問の声があがっていました。そこで今回は、なぜ16号の破壊が悟飯の覚醒につながったかを検証していきます。
16号の死で悟飯が覚醒した理由として、ネット上では「悟飯とウマが合いそうなキャラだったから」という意見が見られました。悟空やベジータといった戦闘マニアたちのなかで、心優しい16号のことを悟飯は同じ人種だと思っていたのかもしれません。そんな16号からの「話してもどうしようもない悪もいるので、その時は怒ってもいいのだ」という説得は心に響いたことでしょう。
16号が最後に残した「オレのスキだった自然や動物たちを守ってやってくれ」という言葉も、同じく悟飯の琴線に触れたと考えられます。なかには、「16号の死そのものより、自然を愛する者が殺されたことに対する怒りが要因」という考察も見られました。セルをそのままにしておくと破壊と殺りくが繰り返される、そんな考えが悟飯の怒りを駆り立てたのかもしれません。
また、簡単な理由ですが「目の前で仲間を痛めつけられるのと殺されるのでは全然違う」という声もありました。踏み潰しという情け容赦ない破壊を見せられて、悟飯の怒りが頂点に達したということは十分に考えられます。「16号の死はきっかけに過ぎなかった」という見解もありました。そもそも16号が踏み潰される前から悟飯の怒りは臨海突破寸前でしたので、16号に限らず誰かの死そのものが覚醒のトリガーになったとも考えられます。
(マグミクス編集部)