「ホラーもできる」出渕監督が語る『パトレイバーEZY』の懐の深さ 最新カット公開
「ハードな話からホラーまで何でもできる」と出渕裕監督が語る完全新作アニメーション『機動警察パトレイバー EZY』より、激しいレイバー戦とはかけ離れた第二小隊の姿を垣間見られる場面写真が公開されました。
出渕監督「やっぱり楽しいものだな」

2026年5月15日の劇場公開を目前に控えた『機動警察パトレイバー EZY(イズィー)』より、新たな第二小隊の面々の日常的な仕事風景を切り取った場面写真と、出渕裕監督のコメントが公開されました。
その「日常的な仕事風景」のなかでも目を引くのは、保育園を訪れ「お仕事紹介」をする場面でしょうか。第ニ小隊のメンバーが段ボール製のスーツを身にまとい、暴走レイバーとそれに対抗するイングラムを熱演する場面や、園児たちと同じスモック姿で並ぶカットは、激しいレイバー戦とはかけ離れた光景です。また、詰所での和気あいあいとした集合カットと、隊員が整列して敬礼する場面やパトカーの傍で待機する警察官らしいカットからは、「オン」と「オフ」の表情の違いがうかがえるといえるでしょう。
こうしたシチュエーションの多彩さについて、出渕監督は次のように述べています。
「パトレイバーって広い箱です。色々なことが試せるんです。ハードな話からライトな話から、ギャグからコメディーからロボットアクションから。そして社会お仕事ものでもある」
さらに「若者の青春だって描いていけますし、ちょっとファンタジー的な幻想的な話だってできるし、ホラーだってやろうと思えばできますから」とも続けています。
また監督は制作を通じて「やっぱり楽しいものだな。そして楽しいものになるな」と再発見したとも述べています。2017年の製作決定発表から約9年を経て、ようやく完成披露を迎えようとしている本作、出渕監督が語る「楽しい」という言葉には、それだけの重みがあるといえそうです。
『機動警察パトレイバー EZY』の舞台は2030年代の日本、AI技術による自動化が進んだこの時代に、かつて最先端だったレイバーは社会基盤を支える存在として定着しつつも、自立型ロボットへの代替が進み「時代遅れ」となりつつあります。それでも特車二課の仕事は変わりません。旧式の「98式AVイングラム」をチューンナップした「AV-98Plus イングラム」を駆り、第二小隊は犯罪に立ち向かいます。
本作は全8話、全3章構成の完全新作アニメーションです。第1話から第6話は1話完結のオムニバス形式、第7話、第8話は連続したストーリーとなっており、新たな第二小隊にとって最大の危機が訪れるといいます。2026年5月15日公開の「File 1」は、「トレンドは#第二小隊」「閑中妄あり」「ホンモノが一番」の3エピソードで、続いてFile 2が2026年8月14日、File 3が2027年3月に公開予定です。
(マグミクス編集部)





