公開初日『機動警察パトレイバー EZY』劇場の様子は…? 内容は「最高の平常運転」
完全新作アニメ『機動警察パトレイバー EZY』が公開されました。旧来ファンへの仕込みをふんだんに盛り込みながら、シリーズ未見の観客にも開かれた、「特車二課」の精神を受け継ぐ一作に仕上がっています。
メンバーが一新されて…「特車二課」の様子は?

2026年5月15日(金)、製作決定発表から9年を経て、「パトレイバー」シリーズの完全新作アニメーション『機動警察パトレイバー EZY(イズィー)』File 1が公開されました。
※本記事には個人の感想が含まれます。ご留意ください。
15日朝の都内の映画館では、初回の入場を待つ待機列ができており、公開を待ちわびた人たちの期待の大きさがうかがえます。平日の朝ということもあってか、子供の姿は見られなかった一方、長年のファンと思しき年配の方が多く、全体に年齢層は高めだったといえるでしょう。
そうしたこともあってか、上映後の売店はパンフレットやグッズを求める人で多少、混雑こそしたものの、比較的、落ち着いていた印象です。ただ、午後や明日からの週末は客層もそれなりに変わると考えられるので、きっとこの限りではないと思われます。
内容については、ひと言でいえば「最高の平常運転」といったところでしょうか。メンバーこそ一新されたものの、これまでのOVAやTVアニメ版などで描かれた「特車二課」の雰囲気は継承されている印象です。
またネタバレ回避のため詳しくは記せませんが、従来作品のファンにも嬉しい数々の「仕込み」が随所に見られます。細かいところで言えば、モブのひとりに、プレゼントを大事そうに抱えた待ち合わせと思しき女性が描かれているのですが、これがどう見ても、1989年ごろに某鉄道会社のTVCMで見かけたような姿でした。これはすなわち、「パトレイバー」シリーズの最初期(1988年開始)をリアルタイムで知る世代へのサービス、といえるでしょう。
そうした「配慮」は無論、モブだけにとどまらず、たとえば登場が予告されていた「零式」の姿も、ファンには嬉しかったのではないでしょうか。しかもきちんとストーリーに絡んでおり、単なるサービスにとどまらない扱いでした。
こうした要素を並べてみると、いわゆる従来のファンに向けた作品のように見えるかもしれませんが、これまでのシリーズ作品を一切、知らなくても楽しめそうな間口の広さも確保されており、本作から「パトレイバー」シリーズに入ってもなんら問題はなさそうです。
本作は全3章構成で、2026年8月14日(金)に公開が予定されている「File 2」の告知も始まりました。「お楽しみ」はまだまだ続きます。
(マグミクス編集部 アニメ担当)



