「ゆうきさんキャラをキャスティング」出渕裕監督が語る『パトレイバー EZY』の舞台裏
『機動警察パトレイバー EZY』のキャラクターPVと出渕裕監督のコメントが公開されました。ゆうきまさみ先生の従来作品のキャラを「キャスティング」した経緯や、各キャラクターの誕生エピソードなどが語られています。
ユニークさ粒ぞろいのキャラクター

『機動警察パトレイバー EZY』の公開を翌日に控える2026年5月14日、新たな「第二小隊」をフィーチャーしたキャラクターPVと、出渕監督によるキャラクター誕生にまつわるコメントが公開されました。
本作では、マンガ版の原作者であるゆうきまさみ先生が、「キャラクター原案」としてクレジットされています。「原案」となっていることについて出渕監督は「役柄は全然違うんだけど、キャラクターの見てくれはゆうきさんの漫画から引っ張ってきている。ゆうきさんの漫画のキャラクターを自分がキャスティングしているんですね。ゆうきさんの絵はバリエーションがあって、動かしやすくアニメーションにも向いているんだと思います」と述べています。
さらに「今回、EZYで作画監督やってくれた佐藤(嵩光)君が素晴らしくて。いい人だしやりやすいしゆうきさんのキャラもちゃんと描いてくれています」といい、これにはゆうき先生も、今までに一番自分のデザインに近いキャラクターが出てくると思った、と太鼓判を押しているそうです。
キャストの演技から、キャラクター造形に良い影響があったとも。
「久我十和」役の上坂すみれさんについては、アドリブ力に触れ「すごく十和を良く演じてくれていた」(出渕監督)と称賛、「天鳥桔平」を演じた戸谷菊之介さんについては、彼が『チェンソーマン』で主人公「デンジ」を演じていたことを後で知ったといい、次のように話します。
「全然違う芝居だったのでわからなかった(中略)。(桔平を)たまにはキレキャラにしてもいいかな、何かのトリガーでキレてもいいかもしれないなとちょっと思って。ただ今作ってる中でそういうシーンはないので、これから作る時があったらそういうのをちょっと加味するかもしれません(笑)」(出渕監督)
2号機の操縦を担当する「間昭彦」については、脚本、シリーズ構成担当の伊藤和典氏による最初の設定ではもう少し真面目なタイプ寄りだったそうですが、演じる小林親弘さんのオーディションでの芝居から、どこか掴みどころのない、とぼけた部分も持ち合わせたキャラクターが生み出され、「ちょっと(これまでのシリーズの第二小隊)後藤隊長の雰囲気を感じる」と明かしています。
その後藤隊長に続き、本作の第ニ小隊で隊長を務めるのは「佐伯貴美香」、演じるのは林原めぐみさんです。出渕監督は、2016年に発表された『機動警察パトレイバーREBOOT』での林原さんの演技が強く印象に残っていたといい、「このキャラで行くんだったら林原しかない、俺の中では」と即決したといいます。
小清水亜美さんが演じる、2号機指揮担当の「平田紗季」については「若干エキセントリックな部分を入れた、所謂“リケジョ”。一番昇進試験に一生懸命で出世を考えているのは恐らく彼女」とのことです。1号機キャリア担当の「柳井雄太」は、「最初からほぼ決め打ちで佐藤せつじ君にお願いしたかった」といい、新たな第二小隊に最も新しい風を吹かせる「柚木八久万」には、新人の松村柚芽さんが抜擢されました。
全3章仕立ての第1弾、『機動警察パトレイバー EZY』File 1は明日、5月15日(金)より公開です。
(マグミクス編集部 アニメ担当)












